Kote

私の実験室へようこそ。 ジャンルを問わない文章を思いついた時に投稿しています。 自分の…

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私の実験室へようこそ。 ジャンルを問わない文章を思いついた時に投稿しています。 自分の世界を表現してみて、どんな反応があるのか、ないのかの実験しています。 なんのために? 成功するためです! 成功とはなにか? 自分らしく生きて、お金を稼ぐこと! よろしくお願いします。

最近の記事

4歳次男からのささやかなプレゼント(誰かマンガにしてください)

キッチンでごはんを作っていると 「お母さんプレゼントあげる」と次男がやってきた。 わたし「なに?」 次男「ゆびわつくった」 見るとお菓子の袋がとめてある銀のやつがまるくなっている。 私は「ありがとう。指にはめてくれる?」と小指を差し出すと 息子は「ぴったりんこかな」といって指にはめてくれた。 息子は何も言わずに、またウルトラマンをみにコタツに戻った。 「ぴったりんこかな」が可愛すぎた。。。

    • 「余裕なかったんやなぁ」と自分にやさしく言う朝

      子どもの ようちえんとスクールの毎月のお便りを キッチンの私の物置になっている棚の上に 画鋲でとめて 掲示してある ファイルに入れるか とふと 片付けようと思った今朝 画鋲を外すと  次男のようちえんのお便りは5月からの分が 長男のスクールのおたよりは6月からの分が それぞれ重ねて留めてあった 次男がようちんに入る今年の3月までは 私は専業主婦主婦で 毎月 新しいお便りがくるたびに ファイリングしていた それが 4月から仕事を始めて 5ヶ月分 4ヶ月が 溜ま

      • タイトル「考え中」#1〜創作大賞応募用〜

        「足を止めてはいけない」と自分に言い聞かせて、ただただ歩いた。歩いて、疲れて、スピードが明らかに落ちる。 そのとき、止まりたくないという自分の気持ちと、止まったら絶対にダメという誰かに決められたようなそのルールと、止まってみたら?という私の心の声と、その三つの声の間で、私はゆっくりと歩き続けた。 3時間前 母が死んだ。病院で。 私はずっと母に死んでほしいと思っていた。悲しいとか、寂しいとか、そういう感情は何も起こらなかった。でも死んでほしいと願っていたのに、うれしいとも思

        • 「自分で朗読する」を意識して書いてみる#①その前に

          まずはじめに 以前から朗読を習いたいと思っていて、昨年、フリーの地元のアナウンサーさんがやっている市民講座の朗読講座の見学に行きました。 でも子どものお迎えの時間にギリギリなのと、車で1時間かかる町まで行かねばならないという点がネックで泣く泣く諦めたのでした。 でも「朗読したい」という願望は残っていて、音声配信のプラットフォームをあれこれ探してみたり、配信をいろいろ聴いてみたり、青空文庫で読みやすい話がないか探したり、読んでみたり、、そんなことを時々しながら1年経過しました

        4歳次男からのささやかなプレゼント(誰かマンガにしてください)

          小さな町の選挙

          当選! 友人が町議会議員の選挙で当選しました! ママ友みんなが、みんなそれぞれの形で彼女に協力をして、 ママ友みんなで戦った選挙だった。 みんなで勝ちに行った選挙だった。 結果、トップ当選を果たしてくれたのだった。 みんなそれぞれの形で 例えば、裁縫が得意な人は、本人がかけるタスキをミシンで作った。 家が近い人は、選挙期間中、立候補した彼女の子どもを20時まで預かった。ごはんも食べさせて、時にはお風呂まで入れて、寝るだけの状態にして子どもを家に送った。 選挙期間中の昼ご

          小さな町の選挙

          夜明け前のえんぴつ削り

          息子が使う色鉛筆の芯を 短い物を探しながら カッターでいっぽん、いっぽん、削る 落ち着く作業である 愛しい作業でもある 1番短いので2cmほど 手で削れば、それくらいまで使える 大事に使い切ることも 嬉しい気持ち 満足感が心にじわっとくる Irojiten 子どもたちが絵を描くことを好きでいてくれて嬉しい。 色鉛筆は私の小さなこだわりでトンボのirojitenを使っている。 色がキレイなところと、色鉛筆としての佇まいが好きで、長年愛用している。 ベーシックな色から落ち着

          夜明け前のえんぴつ削り

          キジ(雉)をみない日はない

          今月に入って、平日でキジを見ない日はないかも、というくらい雉を見かけます。オスのケーンケーンという鳴き声は収まったので、無事に結婚できたのね、と思っています。 住んでいる家の近くで。 子どもたちを送っていく道中とその帰りで。 子どもたたちの迎えとその帰りで。 15、6分の車の移動中、キジがよくいるポイントが5箇所ほどあり、 そこのどれかにいます。 1日に2回以上みかける日も多いです。 一昨日は雨の中、雉のメスと幼鳥数羽を息子が見つけました。 すでに子育ても始まっているようで

          キジ(雉)をみない日はない

          母の愛〜早朝のドーナツ作り〜

          数日前から 3歳の息子は、絵本に出てきたドーナツをみては、 ドーナツが食べたい!買って!と 朝からぎゃーぎゃーわーわー騒いで、泣いていました。 私は今週はもう買い物に行く予定ないし、 作る時間もないし、ドーナツ難しい、ごめん。 週末じいじとばあばんちに行った時におねだりしてみてね。 と言ってました。 かれこれ昨日まで3日くらい、このやりとり。。。 でもね・・・ 今朝になり、ドーナツ、私も食べたいなぁと思い。 今から作ることにしたよ。 君が起きてくる頃には、ドーナツでき

          母の愛〜早朝のドーナツ作り〜

          「不快なこと」を感じる練習 #1

          数日前から「不快を感じる」を練習しています。 生活の中で不快に思うことを、ただただ感じます。 例えばこんな具合です。 という感じです。 それを数日続けてみていると、今まで気にならなかったというか、 意識していなかった嫌なことが、クリアになってきた感じがあります。 これも例を出すと、  もし○○が起きたらとか、  隙間時間があるかもとか、  寒いかもとか、 そういう思考になりがちで、結果  →携帯トイレ絆創膏などが入っている大きめのポーチを持って行く  →読みかけの本を持っ

          「不快なこと」を感じる練習 #1

          ぺしゃんこマヨネーズの衝撃

          我が家は、 少し前まで、マヨネーズとケチャップは瓶入りのものを使っていました。 味も気に入っていたし、ビンがリサイクルできるので、 それを選んでいましたが、最近の物価高騰で、 使っていたマヨもケチャも、こりゃ高すぎる…となってしまったので、 変えました。というか戻しました。 それで、いまは普通の柔らかいプラ容器のマヨネーズを使っています。 そしてふと思い出したことがありました。 子どものころ、 うちではマヨネーズを使ったあとは 膨らませてから冷蔵庫に戻すのが当たり前でし

          ぺしゃんこマヨネーズの衝撃

          私の町の司書さん

          先日、前から素敵だなぁと好感を抱いていた司書さんを、さらに好きになる出来事がありました。 本がやぶれる 1ヶ月ほど前、子どもが図書館で借りた本を1ページ破ってしまいました。完全に1枚がちぎれている状態です。 図書館に返却するときは夫と子どもが行きました。 どのように伝えたのか細かくは分かりませんが、 夫は破ってしまったことを破れたページをみせて司書さんにお話したと思います。そうしたら、 「新しいものを購入して持ってきてください。そうしたらこちらの破れたほうの本をお渡ししま

          私の町の司書さん

          カエルのおしゃべり

          「父は空 母は大地〜インディアンからの手紙」 寮美千子・編訳 篠崎正喜・画 この本には、20代の頃、ある自然学校で働いている時に出会いました。 メッセージ性が強くて、本の中の言葉はどれも 読む人に強く"なにか“を訴えてきます。 その中で、私の心に留まって、ずっと私の中にある言葉です。 その自然学校で働いていた時、職場も住んでいたのも森の中でした。 20代の半ばの数年間、私はその森の虜になりました。 自然は毎日、いや一瞬一瞬、違う顔を見せてくれました。 晴れ、雨、曇り、雪

          カエルのおしゃべり

          せんべいとみそ汁とごはんと

          疲れて帰ってきたんだ、昨日。 子どものたびだちの会(卒園式)で、 自ら望んでだけど、いろいろ背負ってたことが終わって、 無事に終わってほっとして。 会が終わったあと遊んでいる子どもを見守っていたら、 天気が曇ってきて、 北風が吹いてきて、 子どもらが森の中に入っていったから付いていったら、 森はひんやりで、 さらに身体、冷えちゃった。 帰り際に出会った人が、おせんべいくれたの。 めぐみのせんべい。 子どもも私もおせんべで、少し落ち着いた。 帰ったら、

          せんべいとみそ汁とごはんと

          今日は

          家の片付けをしよう あそこについてしまったカビを拭こう 花を摘んで、トイレに飾ろう 水を汲みに行こう 草も刈ろう 洗濯物畳まなくちゃ 買い物にもいかなくちゃ あぁそうだ、市役所にもいかなくちゃ 欲張ると、こうなる。 だから今日は市役所だけ行こう。 あとは自由にしよう。 うん、そうしよう。

          今日は

          心おだやかに

          人のことを羨ましく思ったわたしも、いい。 人のせいにするわたしも、いい。 あの人が消えてほしいと思う自分も、いい。 過去はどうでもよくて、 いまそう思うこと、感じること、そのままでいい。 そういうことを感じたって、結局私はいま、書きたいがやれている。 だからそれでいい。 今の心が穏やかなら それでいい。

          心おだやかに

          猫のかや ①

          かやは黒い毛の、のらねこ。 でもうちの軒下でごはんを食べるし うちのウッドデッキで昼寝をするし うちの畑でうんちもするし おとうちゃんの工房の外にある物置の ほったらかしてあるカゴで毎晩寝るから 「もううちのねこだよね」っておかあちゃんがいった。 その日からかやは、うちのねこなった。 かやはうちのねこになる前から、かやだった。 おとうちゃんがつけた名前。 かやをうちのまわりでよく見かけるようになったころ 外に置いてあったおとうちゃんのカヤックの中に入って夜寝るようになった。

          猫のかや ①