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感情のステップアップ

人の幸せを素直に喜べない…なんて時がありませんか?
喜べない自分はダメな人間だ、終わってる、と嘆いている方をチラホラ見つけたので、今日はそんな『感情について』のお話です。

先日“何もかもが不安”で仕方ない相談者さんに出会いました。どうやら人生に絶望し、無気力状態なようでした。
この“絶望感”や“無力感”と言う感情ですが、人の感情の中で最下層に近い所にあります。
人の感情はネガティブ〜ポジティブまで、細かく分けて22段階あります。今回は分かりやすくするために私なりに6つに分けてちょっとご紹介したいと思います。

①喜び、智、感謝、愛、自由、溢れる活力、情熱、興奮、没頭、幸福感
②ポジティブな期待、信念、楽観、希望
③満足、退屈
④悲観、フラストレーション、イライラ、我慢
⑤圧迫感、落胆、疑念、心配、自責、挫折感
⑥怒り、復讐心、憎しみ、激怒、嫉妬、(身の危険からくる)不安、罪の意識、無価値、恐怖、悲嘆、憂鬱、絶望、無能

数字が大きくなるほど、ネガティブな感情を表しています
心の状態は瞬時に変わるため、自分が今どの気分なのか?と認識することで無駄に悩まず、エネルギーやお金、時間を浪費せずに済みます。

冒頭でお話した相談者さんへ私は『気が済むまで思いっきり不安を感じていて下さい!』とアドバイス致しました。
え?!そこは“頑張れ”とか“励ます”んじゃ無いの?!と思われるでしょうが、私の場合はそうでは無いんです。理由が二つあります。

ひとつめは、相手の感情が酷くネガティブになっている⑥のエリアにいる場合、他者の言葉が聞こえていない状態が多いです。なのでこちらは離れた方がいいケースが多いです。
相手の心に触れた途端攻撃されたり、励ましてもずっとネガティブは言葉しか口から出ない事が多いです。ネガティブな言葉ばかり話す相手といると思った位以上にエネルギーを消費&奪われてしまうんです。(ネガティブって物凄いパワーなので、泣笑)
ですので、相手が自力で⑤又は④エリアまで浮上するまで待つことにしています。

二つ目が結構ポイントで、今の相手にあった気分の言葉をかける、と言う事です。
相手がもし⑤エリアの気分でいたとします。その相手に①や②エリアの“希望”や“愛”の話をしても届かない可能性が多く、むしろ相手にとって“嫌悪感”だったり、“不快感”を与えてしまい、気分が下がる事があります。
なぜか?と言いますと感情に差がありすぎる為です。

相手の幸せを素直に喜べない…と言う方は自分の心が疲弊しているサインです。
レベルが離れすぎているので、喜べないのも当たり前だと、私は思います。
自分の心の状態がある程度かもしくは近いところまで浮上しないと、相手のことになんて喜べませんよ(泣)
もっと自分の心の声を聞いて、優しく寄り添ってあげてほしい、と思いました。そして浮上する時のポイントですが、少しずつ上げる事がポイントです!一段、一段ゆっくりと…
ゆっくり少しずつ浮上すると心身の負担が少なくて済みますよ。

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