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えいがみたよ2024-24_31


●ワイルドライフ
息子くんがいつ爆発してグレるのかとどきどきしたけどそういう息子くんではなくて戸惑いながらもまっすぐな子でよかったな
お父さんもお父さんでプライトが面倒くさいし、山火事のあれは、現実逃避にも見えるし実際どうなんだろ…?お母さんの変貌ぷりに怯えてしまうし。冒頭あんなに仲良しそうだったのになあ。ぷつんと切れたんだろうな…しかし年頃の子にとってはあんな女を丸出しにした母親の姿は見たくないだろうに…

写真館のバイト見つかってよかったなあ…。ちゃんと教えてくれるし、ほっとした。きっといいカメラマンになる。

●駆け込み女と駆け出し男
どたばたかと思ったら結構な深刻さだった。はらはらするしぬぬぬ…ともなる。でも暗くなりすぎないのはとても良かったな。井上ひさしさんちゃんと読んだことないんだよな…読んでみようかな…

2年であんな改心する?ほんと…?と疑ってしまったけど、あんなふうに言われたら揺らいでしまいそうよね…。でも選ばなくて新しい道を選んでよかったな。
ところどころほろりほろりとしながらラストも良かったな。会えてよかったねえ。

●キンキーブーツ
ハイヒールってかっこいい…。靴を作るところも素晴らしくて職人さんの心が一つになったときの良さったら!
しかし、しかしだよ、一番理解してあろう者が、
今…!?今そこ…!?まだそこなの…!?

がっかりだよ!!!!

…も含めて良い映画だった。
ローラかっこいいな。いっぱい、
なによ!!と思うことも、いっっぱいあるだろうな。悔しいな。最高に美しかったよ。姿も心も。

●さよなら。いつかわかること
お父さんの言い出せない空気。明らかにおかしな行動に振り回される姉妹。お姉ちゃん、12歳とは思えぬ聡明さだった。自宅の留守電て、外でも聞けるんだね…知らなかった。
とても相性が悪そうな弟との再会も
すべてがなくてはならなくて、きれいで美しくてそしてつらい現実。
言おう言おう、ということ、喉に言葉がつかえてでてこないよね。カラカラになっちゃう。
海って背中押してくれる感じがとてもあるので、とってもしっくりくる場面もとてもよかった。

●金の国水の国
映画館行って観たら良かったなあああ。
お嬢さんの"みっともなくて"というシーンは、漫画でもうぐっとなったなあ。言葉の選び方が好きだ。
やさしくて、芯は強くて、ふたりとも出会えて良かったな。こころがほわほわする。
奪うのではなく共に良いところを補い合う世界になってよかったな。現実もそうなってほしいなあ。

●オーロラの彼方へ
無線機とオーロラで繋がる過去と未来。
えっ。これ、ラストでは…?を序盤で終わらせてからの、たたたたいへんだ…の連続。
絶対うまくいく映画だよね、と分かっていてもはらはらするわあああ…早くラスト見せて安心させてくれもうつか…つかれたよ…と迎えたラストは思った以上にすっきり!きれいにまとまってたなあ!

●土を喰らう十二ヶ月
山の恵みの美しさと土井さんのご飯おいしそう〜!
そしてそしてお水冷たそう〜〜〜!
ふつうのお家で冬の台所仕事はお湯を付けないともう冷たすぎて手がキンキン!かなわぬ…!となるのに、山のお水で真冬…
根の土を落とすの見るたびにツメタッツメタイッ。と思って…(いや…口にでてた…)しまった。
十二ヶ月のごはん、お料理や生きる術、もっと見ていたかったな。
暗さが美ではあるのだけれど、画面が暗すぎて、よく見えないとこもありでちょっともったいなかった…!

●ハッチング
出てきたのが、これから毛がもさもさになむて、大きい生き物となかよし展開になったら良いのにな…の展開はかけらもなく。コワ…コワワワワ…。
母親の目的のためなら手段を選ばず的な行動力や貪欲さに恐怖を覚えたけど、共闘になったときの頼もしさはすばらしかった…勝てる気さえした。

その後のこの家どうなっていくんだろ…普通に生活していきもしそうなのがまたこわい。

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