【小児言語聴覚士】どんな人をみるの?

私が今まで、どんな人を小児言語聴覚士として見てきたのか書きたいと思います。

色々な相談がありました。

・言語発達のこと
「ことばがおそい」
「理由が言えない」
「説明ができない」

・発達全体のこと
「集中力がない」
「落ち着きがない」
「全体的にゆっくり」
「言ったことをすぐに忘れる」

・社会性のこと
「園での全体指示に応じられない」
「お友だちと遊べない」
「かんしゃくが多い」
「人前で話せない」

・吃音やことばの流暢性のこと
「ことばにつまる」

・学習のこと
「文章を読んで理解できない」
「漢字が書けない」
「読み飛ばしが多い」

・発音のこと
「ことばがはっきりしない」
「サ行が言えない」
「キとケが言えない」
「ラ行が言えない」
「い段がひずむ」

・ごはんのこと
「偏食が多い」
「食べこぼしが多い」
「丸のみしてしまう」
「ストローで飲めない」

など、今あげたものは一部ですがこのようなご相談をたくさんうけてきました。

言語聴覚士はことばやコミュニケーションの専門家と簡単に説明することが多いですが、
実は、食べることや学習のこと、発達のことなどもみています。

それぞれのニーズやその時に必要な支援を提供するために、検査を用いたり行動を観察することで、発達の評価をしています。

「○才だから○○をする」  ではなく
「今は○○の段階だから次は○○を目指す」
ということがとても大切だと思っています。

だから今の段階はどこなのかを見極めることが大切です。
それを見極めるための、着眼点などをたくさん身につけるために私たちは日々、勉強をしています!

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