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№42 難聴次男のお泊り保育

2023年7月26日

「あ~夏休み チョイト 終わらないで もっとまだまだbaby♪(By TUBE)」

という名曲がありますが、親になった今、そして在宅ワークの身としては

「あ~夏休み サット 終わってはやく 来い来い新学期♪(By KAWAHARA)」
という気持ちです。

気を取り直して、次男はこの夏、初めての体験をしました! 一泊二日のお泊り保育です。

「おかあさん。〇にちと〇にちは、ようちえんにいきません。」

「お泊り会の日だね。なんで行きたくないのかな?」

「おかさんといっしょにねんねできないから。ぼくはいやだ!」

2週間前から、このやりとりが続いていました。日も近づく中、長男が「僕も経験したからね!」と先輩風を吹かせていたところ、次男がアルバム(長男用)を引っ張り出してきたのです。お泊り保育のページを見ながら「みんなでねんねするんだ!?」「じゃんぷしてあそんでいるね」「かれーをたべているね。ぼくもかれーのじゅんびをしたよ。」など、気持ちが盛り上がって来た様子。

いよいよ当日の朝。名前を大きく書いたポーチを託します。入っているのは「補聴器・人工内耳を入れるケース」「人工内耳の電池用充電コード」「補聴器の予備電池」と、母の不安。

先生方に説明はしているものの、就寝時にいずれも装用したまま寝るため、紛失も心配です。ちゃんと外してくれるかな、ちゃんと充電できるかな。暑さもあるし、ご飯しっかり食べれるかな。バス酔いしないかな、そして寝れるかな……。

いかんいかん。不安は伝わりますので、いつもと同じテンションで送り出し、切り替えます。

さあ、今日は小3長男の接待デーとするか!笑。

下校後、リクエストの「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を観た後は、前から行きたかったというパスタ屋さんへ。帰宅してもまだ19時。こんなのんびりの夕方~夜はいつぶりでしょう!笑

時は流れ、次男お迎えの時間。久々の?親との再会に涙する子もいる中、充実した表情で堂々と歩いてきました。「たのしかった~! おうちかえる。」的確なコメントの中、先生が一言。「次男くん、クラスで一番最後までぐっすり寝てましたよ。あまりにも起きないので起こした程でした♡」「ほちょうきとじんこうないじ、はずしてねんねした。」……。

次男よ、たくましすぎる! 

余談ですが、おやつはかき氷もあったそう。全国各地の猛暑に一瞬でも、涼をお届け♡

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