言葉のかけはし&そらいろ(難聴ベース)

見えづらく、なかなか社会で知られていない難聴の啓発、難聴の子を持つ家族会を運営。難聴の…

言葉のかけはし&そらいろ(難聴ベース)

見えづらく、なかなか社会で知られていない難聴の啓発、難聴の子を持つ家族会を運営。難聴の子どもから大人まで、より過ごしやすくなる社会を目指すベース(土台)として難聴にまつわる裏・表話をお話しします。話が長いです(笑) ⇒https://www.kotoba-bridge.org/

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  • パートナー、サポーターのご紹介

    かけはしパートナー(企業)と、かけはしサポーター(個人)のご紹介です。 サポーターは、事業をやっている方などをご紹介させていただきます。

  • 聞こえのサポートツール

    聞こえのサポートツールのことをご紹介します。 補聴器や、補聴器のサポートツール、音声文字変換アプリや手話通訳、要約筆記等々・・・ 聞こえなくてもコミュニケーションをとりやすくできるサポートを共有しましょう!

  • 難聴者のシゴトのロールモデル

    色々な仕事をしている難聴の人へのインタビュー記事です。 「難聴」「聞こえない」となると、本人も、採用する会社の方も、仕事の選択肢は狭いかなと思ってしまいがちですが、双方の協力とちょっとした工夫さえあれば、かなり多くの仕事はできます!できるだけでなく、事業発展に貢献できる能力を発揮できます!ぜひ、これから仕事を始める難聴当事者の方、学生さん、それから、企業の方に、読んでいただきたいです!

  • 岩尾の四方山話

    ここでは、岩尾が言いたいことを自由に話します! 難聴関連以外のことが多くなると思いますが、難聴関連のことも話すと思います。 岩尾という人間を知ってもらえると有難いです(^^ゞ

  • 聞こえの共生社会へ

    【共生社会に興味がある方、企業でダイバーシティ&インクルージョンを進めたい担当者向け】 言葉のかけはしは、聞こえの共生を目指しています。そして、このことは多くの人にとっても過ごしやすくなることにつながります。 地域や学校や企業で、聞こえの共生をするためにはどうすればいいのか?、そして、その効果を知ることができます。 みんなで過ごしやすくなる社会を創りたいですね。

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【かけはしパートナー紹介】株式会社イノス様

かけはしパートナー3社目が決まりました! こちらもご縁でつないでいただいた会社さんで、本当にご縁に感謝です! 株式会社イノスさん コンピュータシステムのコンサルティング・受託開発 ソフトウェアパッケージの開発・販売 情報セキュリティ関連製品の開発・販売 などを手掛けているIT企業さんです。 病院の総合システム、製造業の生産管理システム、銀行の情報系システム、通販システム、暗号ソフトなどを手掛けています。 約4割が女性社員で、出産・育児休暇後は、短時間勤務制度もあり、働

    • 字幕のある寄席、つくりました

      かねてよりやりたいと思っていたことがありまして、それが、落語の寄席に字幕をつける事でした。 その第一歩を踏み出せました。 ここに、記録として内容を綴りたいと思います。 まず最初に言っておくべきことは、字幕と言いましても、音声文字変換で、これは誤変換がどうしても出るので、完全な情報保障とは言えないということです。 このあたりは重々承知していますが、まずは字幕をつけられたということで、少しずつ前に進んでいけたらと思っています。 僕自身、落語をやっていたから落語に字幕をつけ

      • 字幕(雪を踏みしめる音)に思う

        みなさん、こんにちは! 岩尾です。 今日は「字幕」についてお話ししようと思います。 先日、難聴の娘と一緒にドラえもんを観に行きました。 難聴なので、やはり字幕が必要です。 それで、日本語字幕付きの時に行きました。 最近は、スマートグラスなども普及して、文字情報も増えてきて有難いところですが、今回は、ステップアップの提案をしたいと思います。 映画の字幕は、決められたフォントの文字をテキストで映し出すだけだと思うのですが、 (動物たちの鳴き声) (雪を踏みしめる音) (

        • 難聴者のシゴトのロールモデルNo.2「マーケティング」

          いろいろな仕事をしている難聴者にインタビューをさせてもらい、どんなフォローと工夫があればその仕事ができるのかということを知ってもらう企画 「難聴者のシゴトのロールモデル」 今回は、「マーケティング」です! 1.自己紹介ワイデックス株式会社 マーケティング部 プロダクトマネージャー 佐藤 聖也さん 聴力:両耳80dB程度 言葉の聞き取り(語韻明瞭度)が80%程度 補聴時の聴力:30dB程度 日常生活では仕事含め、基本的に補聴器をつけて生活している。 リハビリテーション大学

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        記事

          インクルーシブデザインの面白い可能性

          インクルーシブデザインでつながる未来 大丸福岡天神店でのイベントに、かけはしが連携しています、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社が作ったVUEVOが出展されまして、福岡開催ということもあり、かけはしがブースに立っています。 ここには、様々な特別なニーズを持つ人たちに対して、生活がしやすくなる商品が集まっていまして、その話を聞くと、もう本当に面白いんです! ということで、今日はそんな話をしてみたいと思います。 まず、ユニバーサルデザインとインクルーシブデザインは違うよ

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          障害のサポートは無料で受けるもの?

          みなさん、こんにちは。岩尾です。 さて、いろいろな方とお話しする中で、ずっと不思議に思っていたことの謎が解けたので言葉にしたいと思います。 うちは、難聴の子を持つ家族会を運営しています。 この会の運営は、好きで始めたことだし、時間を作る必要はありますが、運営にお金はほぼかかりません。 かかる場合は、都度もらってやってますが、かかると言っても100円前後。 一度、研修を生業としている方のセミナーをしたときは、1500円だったかな?(破格ですが)を、参加者からもらったぐらいで

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          難聴児の選択肢と考え方を知ることの意味

          みなさん、こんにちは。 岩尾です。 難聴診断後の選択肢と考え方セミナーを1/26に開催しますが、いろんな方からのお申し込みを頂いています。 「すでに子どもは小学生なのですが申し込めますか?」 「難聴者を支援している施設で働いています」 「私自身が難聴なのですが申し込めますか?」 これは、非常に嬉しいです。 嬉しいという言い方もおかしいかもしれませんが、 おそらく、すでに今時点での選択をしている方からのお申し込みもいただいているわけで、でも、これって本当に重要なことなん

          難聴児の選択肢と考え方を知ることの意味

          給食時間、掃除時間

          みなさん、こんにちは!岩尾です。 久々の難聴学級マニアですね。 さて、今日は、難聴学級のネックである、友達との関りについてお話しします。 難聴学級は、少人数クラスで自分たちのペースで勉強を学ぶことができるので、理解は進むといういい点がありますが、その反面、交流クラス(通常級)での在籍時間が半分ぐらいになるので、聞こえる子との関りがどうしても減ってしまうというデメリットがあります。 登校して難聴学級からスタートして難聴学級で下校なので、どうしても本人も友達も「お客さん」と

          【かけはし】今年の目標×2024年

          昨日、新年初のかけはし定例会(週に1度のオンラインミーティング)を経て、今年の目標は「発信と連携」に大決定しました! 2021年秋に当法人を設立し、2021年末から本格的に稼働。2人で「走りながら考えてきた」状況です。 目標に掲げた「発信」と「連携」は、両輪です。発信することで連携が生まれますし、連携することで発信力が高まると言えるでしょう。2025年にデフリンピック東京開催を控え、まさに難聴の啓発はここ2年が勝負。明日も東京からいらっしゃる関係者ととリアル打ち合わせ

          【かけはしが選ぶ】10大ニュース×2023年

          地味ですが、昨年から続いている本企画。今年もいってみまSHOW TIME! 【1位】3/100万の奇跡!「LINEジャーナリズム賞」受賞& 年間大賞を決める「LINEジャーナリズム大賞」にもノミネート!  2022年11月から2023年10月にLINE NEWSで配信された約400万本を超える記事の中から、記事閲覧数・ユーザーのアクションなどをもとに、「LINEで社会課題を工夫して伝える」という観点に基づき、選出された11の年間大賞候補記事に残りました。 その確率、11

          【かけはしが選ぶ】10大ニュース×2023年

          「みんなと一緒、普通がいい」の落とし穴

          みなさん、こんにちは。岩尾です。 さて、今日は、小学校などでの難聴児の聞こえのフォローについてのお話をしたいと思います。 小学校で、補聴器をつけた子がいるけど、何もフォローがないという状況をよく聞きます。 これは、家族からの申し出がないんです。 「特にフォローは必要ありません」 学校側はそう言われているというわけです。 中には、「補聴器や難聴のことに触れないでください」というケースもあります。 もし、補聴器や難聴のことでいじめられたというのがあれば、しばらくの間、

          「みんなと一緒、普通がいい」の落とし穴

          №50 祝!50回記念!めでタイ!

          2023年11月22日 今日はギョギョっと魚づくしでお届けします。 次男の通う園に、すし作家として有名な岡田大介さんを講師にお招きし、食育イベントを実施しました。大変有名な方ですが、たまたま園のお母さんのネットワークを通じて実現に至るというスペシャルな展開。よくある「なんちゃって食育」ではなく「ガチ食育イベント」を、私もPTA(書記)として裏方サポートしておりました。 当日のプログラムは、執筆された『おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで』のタイトルど

          No.50 オナラには音があることを教えています

          2023年11月15日 皆さん、こんにちは! 岩尾です。 昨日は日テレ系ニュース・エブリィで16時台にかけはしの活動を紹介してもらいました。 コメントやメールをくれた方、本当にありがとうございます! 励みになります! さあ、昨日のエブリィのかけはしの部で主役だった我が娘。 あのテレビに映ってる頃から2年経っています。 まだまだ全然レディではなく、まさにおてんば娘なんですけど(笑)、オナラには音があるということを前々から教えていました。 オナラだけじゃなくてゲップとか

          No.50 オナラには音があることを教えています

          №49 定食取り分け卒業記念日

          2023年11月8日 月に一度、人工内耳のマッピングなどで大学病院に通っている次男。予約時間の都合上、幼稚園をお休みしていく場合もあります。そんな時、決まって訪れる博多駅界隈の天ぷら定食屋さん。長男も含め、もう6年近くお世話になっている行きつけのお店です。 なぜ行きつけか……。それは「子育て中の身にやさしいお店」だからです。なんと「かしわ飯、白ご飯、お味噌汁(赤だし)、おつけもの(高菜、その他)」が食べ放題なんです! メイン料理(〇〇天定食)を頼んだ後に上記がすぐ食べら

          No.49 難聴児の純粋さ、素直さを見た!

          2023年11月1日 皆さん、こんにちは! 岩尾です。 なんともう11月ですね! ちょっと前まで暑かったような気がするんですけど・・・・(笑) 時が過ぎるのは速いですね。 さて、SNSでも報告しましたが、日曜日は、スタートランプ体験会で、「ミニ陸上教室」もあり、我が家のおてんば娘も参加しました。 うちの子、おてんばなんですけど、運動神経はちょっと・・・というところで(笑) かけっこもまあ、下の方ですね(笑) で、僕が見ても、手の振りがないので、「手をもっと振るんよ!

          No.49 難聴児の純粋さ、素直さを見た!

          №48 学びが実る

          2023年10月25日 次男との会話の質・量がぐっと上がったと感じることが増えました。 「おかあさん。おーえす!おーえす!って、なに?」 「どこで聞いたのかな?」 「うんどうかいで おかあさんがつなひきをしているとき。みんながおーえす!おーえす!といっていた。」 「ああ!応援する時に使う言葉だね。「頑張れ!頑張れ!」「フレーフレー」と一緒かな。」 「おかあさん。サポーターってなに?」 「サポーターは、仲間とか、助けてくれる人、支えてくれる人ということだよ。どこで