ブルーライト過敏で時代に逆行…。バランスを取るための対策について。
ブルーライトの悪影響があまりに酷いので、いろいろな人に聞いているのですが、自分の症状に近い人に出会わず、この情報が参考になることはないかもしれませんが。
いつか誰かの目に留まった時のために、書き残しておこうと思います。
いつ頃からかはっきりと覚えていないのですが、2018年頃から徐々に体調が悪くなり、2021年頃からは、フルタイムで働くのは厳しいという状態になってしまいました。
〈具体的な症状〉
1.激しい不眠
・目に刺さるような痛みを感じることがある。
・その時特別感じなくても、激しい不眠が何日も続く。
・一旦眠れても、プログラムされているかのようにきっちり4時間で目が覚め眠れなくなる。
・眠った気が一切しないまま、全身に強く力が入った状態で目が覚めることがある。
・体が熱く感じ汗をかいて起きることがある。
・頭痛で起きることもある。
・昼間も眠くならず、昼寝もできない。
2.頭重感、首・肩・背中の酷い凝り
・酷い時は首の痛みで寝返りすら打てない。
・夕方以降少し体調が回復することが多いが、それまでは酷い疲労感でま
ともに動けない。
3.不眠起因の更なる症状
・胃の膨満感で食欲が湧かず、食べられない。
・蕁麻疹、吹き出物などが発症しやすくなる。
・自律神経の乱れから下痢が起こる。
・酷いイライラを感じる。
〈これまでの経過〉
2006年 うつ病発症
2010年 寛解後、上京。
きっかけは、ハードクレームによる不眠。抗うつ剤は段階的に断薬。以降睡眠導入剤を常用。
2018年頃から不眠が再発。睡眠専門外来で、泊りがけの検査も受診。睡眠は取れており、所謂睡眠負債はないとのこと。
2019年末、長く勤めた会社を退職。体調が徐々に悪化。
以降、断続的に仕事をするも、体調不良やメンタルダウンで退職。
婦人科で更年期障害対策として、漢方薬とエストロゲンの塗り薬処方をスタート。
抗不安薬や体の緊張を和らげる薬を追加。
現在に至る。
〈考えられる要因〉
・ブルーライト過敏
スマホ1~2時間に加えてPC3時間、というような使用時間が数日続くと、一気に具合が悪くなり、戻すのに1週間程かかる。
・聴覚過敏
全ての音を拾ってしまうようで、オフィス内の雑音や声で、叫び出しそうになる時がある。
・気質、生活習慣要因
生真面目、一生懸命、慎重・熟慮、気が小さい、人の目が気になるが好奇心が非常に強い。自信がない。多動。繊細で周りの空気や相手の気持ちに非常に敏感。思春期より自律神経のトラブルが多い。
考えること、書くことが好き。多動なため取る情報も幅広く、異なる領域を行ったりきたりして考える方法を取るので、常に脳を酷使しがち。オーバーヒートを感じることもよくある。
・更年期障害
複合的な原因だと思われるので、ホルモンバランスの悪化が引き金を引いたという部分もあるのではと感じています。
〈受けた治療や改善のために行っていること〉
投薬治療
サプリメント
ヨガ・ストレッチ・運動
深呼吸を意識
瞑想
マッサージ
整体・鍼
首のサポーターを使用
ブルーライトカットメガネを使用
画面の輝度を下げる
磁気治療器を使用
リラックス音楽を聴く
アロマ
耳栓(軽いもの)
認知行動療法
体を温める(お風呂に浸かる、カイロなど)
目を冷やす、温める
コンタクトを変える(見え過ぎると疲れやすいとのことで、度数を下げる)
スマホをしまって寝る
デジタルデトックス
役に立ったアドバイス
〈眠れないとどうなるか〉
毎晩毎晩眠れない、何とか眠れても夜中覚醒してしまう、といった日が続くと、気が狂いそうになります。
眠れないなら無理に寝ようとしない方が良い、と聞きますが、人間眠れないと限界が来ます。
不眠はうつ病罹患以来10年を超えるベテラン選手で、そのことも重々承知しており、昼寝で何とか取り戻すというような時期もありましたが、しまいには昼にも眠くならず、体が全く休まらないという状態に追い込まれました。
回復できず日々の疲労が蓄積されていくので、外で長時間拘束される仕事には就けず週3日で続けていましたが、ボロボロの体では過酷な夏を超えられず、退職せざるを得なくなりました。
〈病院をハシゴ〉
スマホを使うと特に悪化すると実感していたので、いろんな人にその説明をし、意見を聞いてきました。
病院もハシゴしましたが、婦人科では年齢的に更年期でしょうと大量の薬を飲むことになり、眼科では「いやー、ブルーライトがそこまで酷いとは聞いたことがない」と、目の疲れ軽減のためにコンタクトレンズの種類を変えたり度数を下げたりしました。
整形外科では、原因は突き止められないので、付き合っていくしかない、と薬を追加され。
最後にもう一回だけ、と訪れた綜合診療科では、上記をまとめた私のリストをちらと見て答えに困りながら、さらに薬を追加されました。
〈自分の体感を信じるしかない)
病院には十分頼った、と区切りをつけ、あとはやはり自分の体感を信じるしかないかも、とやっと腹を括り、デジタルデトックスを敢行。
年末年始におてつたびというプラットフォームを利用して、田舎に短期間、バイトを兼ねて旅行に行ってきました。
社員寮を貸してくださったので、ワンルームマンションで1人。TVもPCもなく、スマホもできるだけ使用を控え、10日ほど過ごしたところ。
帰宅した後、一気に体調が良くなりました。大忙しのレストランのホールで、とにかく目の前のことだけを考えて体を動かし続けたのも良かったのだと思います。
ただ、暫くして元の生活に戻ると、また体調が悪化。ブルーライトか電波か電磁波か何か分かりませんが、とにかくスマホが一番の要因なのは間違いないので、今度はその限界値を探ることにしました。
毎日スクリーンタイムをチェックしたところ、約1時間がギリギリの限界値だと徐々に分かってきました。
とはいえ、PCなど他からの疲れもあるので、継続して毎日1時間使うとまたダメ。日によって、数十分で済ますなどバランスを取る必要がありまして。
これまでは、スマホの使用を削れるところまでは削っているし、これ以上できないと、他の選択肢を探っていたのですが、この劇的な変化を受けて決断せざるをえなくなりました。
スマホを1日1時間に抑えることが、今の時代どれだけ難しいか、やってみるとよく分かります。
モバイルスイカやLINE、メール、地図、天気予報や乗換案内、これらの利用だけでも優に超えます。
使い方はそれぞれですが、こういった日常的に使うものに加えて、まずSNSが加わりますよね。
動画は破壊力がさらに増すのでほぼ見ないですし、余暇の楽しみとしての使い方は、ほぼ一切諦めることになりました。
これだけ減らしてもマッサージや薬、運動などその他体調を戻す処置を怠ると、また一気に悪化するので、日々綱渡り状態です。
〈役に立ったアドバイス〉
かなりの医療関係者に雑談も含めて話を聞いてきましたが、役に立ったのは、 合計三つです。
一つ目は、ある看護助手さんからの
①「整体と、個人的意見としてはカイロが効果的」
他の対応も説明くださいましたが、私が全てコンプリートしていると聞くと笑って、なかなかそこまでやれる人はいないですよ、と褒められました(笑)
5~6年前までは気にせずスマホを長時間使用していましたが、全く問題なかったので、化学物質過敏症のように、個人の限界値を超えたら受け付けなくなる、というようなメカニズムなのかしら…と個人的に思っています。
病院の方が整体を勧めるんだ…と思いましたが、その正直さに感謝しました。
そして、カイロは本当に助かっています。鈍い頭痛を感じ始めたら、首後ろにペタッ。改善することが多いです。夏も売ってくださるドラッグストアさん、感謝感謝です。
次にとても良いアドバイスをくださったのは、ある整体師さん。
②「プラス要素とマイナス要素を足し引きして、自分で自分のベストバランスを探るしかない」
という内容でした。
非常に納得し、以降意識しながら調整してきました。私の場合は、
プラス要素 運動や整体
を行うようにして足し、
マイナス要素 人込みや騒音、ブルーライト、多動、繊細
を引くために、外出時間をずらす、耳栓を使用、スマホ利用を減らす、スケジュール詰め込みに注意、セルフコンパッションや認知行動療法などを実行しています。
もう一方、こちらも整体院で経絡と指圧で施術をしてくださる方から、
③「お腹のマッサージをした方が良い。あと、首の筋トレ」
と言われ、その日の帰りに早速教えられた通り100均で調理用ボウルを買いました。寝る前にお腹を柔らかくすることにしました。
床にボウルをドーム状に置き、その上にお腹がくるように寝そべります。ちょっと苦しいですが、暫くその状態で脱力した後外すと血流が良くなり、温かく感じます。
首の筋トレは、前後左右、四方向外側から順に手で頭を反対側に押し、反発させて鍛えるという簡単なものなので、行うようにしています。
私のように、目に見えて体調悪化がないにしても、ブルーライトや電磁波などから、注意力散漫、思考力低下、怒りっぽくなるなどの悪影響が出ているだろうと確信しています。
ブルーライトや電磁波は、サービス提供側の対応も求めたいですが、個人レベルでの行動変容も必要なのでは、と感じています。
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