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テキストは天下を取りにいく

ちょとよくわかんないけど。

ひさびさに小説を読んで(聴いて)よかったんですよ。今年の本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく存在は知ってたし、いいタイトルだなーと思ってたんですが。大賞だーっていうから、ほな読んでみましょーって、わたしの読書リテラシー(?)はそんなもんです。


週末やることない方(いや予定があっても)マジおすすめ。主人公が推せる!魅力的!わかんないけど、みんな心のどこかに「成瀬」な部分があるんじゃないかな?でも、そーはなれない。そこを成瀬が取りにいく!


感想は投稿した通りだし、読んだ方はよーく知ってるだろうし。痛快で「こんな青春がよかった!」って感じです。

で、わたしが思ったのは「あー、この物語はテキストが頂点かもしれない」って。ま、どの本でもそーか。思い入れのある作品が、映像化されて「100パーセント納得、満足、気に入った!」って、むずかしいですよね。みんなそれぞれに、抱いてるイメージがあるから。


とくにこの作品がそうかもーと思うのは。

一番のカギというか、推しポイントが「魅力的な主人公」なんです。これは、わたしだけが言ってるわけじゃなく。本の帯や著名人の推薦文も大半そーなんで、あまり意見の分かれないとこかなと。で、こーなったときに「ほな、誰が演じるねん?」と。


わたしがまずイメージしたのは、當真あみさん。最近も何かドラマ出てましたよね。年齢的にも、雰囲気もいいんじゃないかなーと思うし。来年くらいに映画化されてもなんの不思議もないけど。


でも、これだって「えーーー?」って方いると思うんです。この子じゃないでしょーって。

そう、だから「テキストは天下を取りにいく」文字であるいまが一番熱いというか。みんなの頭の中に、それぞれの「成瀬」像があって。瑞々しく、活き活きと動いてる。ま、それが映像化の宿命というか。どーしても、映像になって世間に知れ渡るとこあるけど。


これ、あれですね。

自分がたまたま、本で知ったからでしょうね(笑)「逃げ恥」見たときは、おもしろーい!と思ったし、ちゃんとキュンキュンしたし。でも、原作の漫画を知ってる方は「むむーーー」だったかも知れない。ああ、映像化については悲しい話もありました・・・


そう思うと、文字って強いです。イメージがない分、ブレようがない。

その人の中には、ある意味完璧な「像」が浮かび上がるんで。それを動かそうとすると、必ず歪みが生じるんで。原作って偉大、文字って最高。ここ読んでもらってるあなたも、わたしがどんな人か知らない。わたしもあなたを知らない。だから、ええんです。ほな~


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いつもありがとうございます!なんかおいしいもの食べます。