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7月18日の日記


昨晩からなぜかスーパーファミコンの牧場物語をやっている。
1マス1マス耕して、1つ1つ洞窟の中の薬草を売りに出す。売上で鶏を飼い、卵を出荷する。実にシンプルで実に面倒くさい。

バイトの暇な時間などにスマホの広告ばかりのシンプルでめんどくさいゲームばかりしているため、(受付業務で誰もいなかったり、することもないときはスマホを触っていてもいいのだ。)多少の不便さに慣れている。
最近の自由度が高く遊び方の選択肢が多すぎるくらいのゲームも素晴らしいが、逆に今私は何も考えずに遊べる、こういうコンベンショナルなゲームを無自覚に求めているのかもしれない。

ゲームが好きだ。
といっても、アクションゲームは下手くそだし、ゲームオタクといえるほどやりこんだりたくさん知っているわけではないけど、好きなのは好きだ。

実家にSFC~Wiiまでのゲーム機やプレステがあり、物心ついたころからゲームにふれてきた。SFCはシムシティやマリオペイントなどのゲームに並んで、レミングスというゲームが好きだった。


レミングスと呼ばれる緑色の小人をスタートからゴールまで様々なギミックで誘導するという、一種のパズルゲームのようなゲーム。パラシュートを開いて落下死を防いだり、穴を掘って道を作ったり。
レミングスたちがどんどんと途切れることなく歩いてくるため、選択肢を間違えるとレミングスたちが次々と死んでしまったり、致し方なく何匹かのレミングスを犠牲にせざる負えない場面があったり。結構残酷な場面が多い。
そうやって失敗する度に、レミングスたちを殺めてしまったと子どもながらに罪悪感を持っていた。
ステージが毎回薄暗くて、生死のはっきりとした描写があったのをよく覚えている。怖いもの見たさだったのかもしれない。

ゲーム画面。緑色のが小人、下のコマンドで指示を出す

なぜか小学高4、5年生くらいの頃DSなんかには目もくれず、レミングスに魅了され、毎日晩御飯の時間までプレイしていた。
レミングスの行列をまじまじと眺め、レミングスに指示を出しゴールまで導く日々。しかし、100面近くステージがあるうえ、カセットの抜き差しでセーブデータがほぼ100%の確率で消えてしまうため、一度もクリアしたことがない。



最近ふと、レミングスってあれなんだったんだ、と気になって調べると、レミングスのモチーフはげっ歯類のレミングからきているのではないかとあった。
レミングは和名で旅鼠といわれ、集団移住をする習性をもつそう。
その際に集団で海に飛び込むという伝説から『集団自殺をする生き物』だといわれていたらしい。

幼年期、そんなネーミングのそんなゲームに魅了されていたのかと恐ろしくも笑ってしまった。

そして調べると、現在アプリ版のレミングスが出ているという情報が。
今日のアルバイト、暇な時間はレミングスたちをゴールに導くとしますか。


昨日の晩御飯はマーマレードを入れて軽く煮込んだカレー


バイト(読書)はさくらももこ



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