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ふがふが・さかむけ・ダミー



今わたしは鼻息の荒い獰猛なバイソンだ。ぜひ不用意に近づかないでいただきたい。

女性ホルモンの移ろいのせいだとわかっているのに、ふがふがとするのを止められない。
知らない道を運転していてあたふたしてふがふが。バイト中お客さんの出入りが重なってふがふが。何かしたいけど何もかもめんどくさくてふがふが。お風呂に入りたくなくてふがふが。ご飯を作るという使命感にふがふが。さかむけむいたところが腫れて痛くてふがふが。
ちょっとしたことでふがついて、ふがついている自分自身にふがつくのだ。


これはやる気に満ちている日
これはボロボロになったオープンオムレツの日

ところで、右手の中指のさかむけむいたところが結構腫れて熱を持っていて、これが嫌に痛いのだけどもこれは病院に行くべきなのか。
ふがつきとともに昨晩からずっと悩んでいる。

さかむけで皮膚科って行っていいものなのだろうか。
初診です・・・ってカルテ書いて、国分寺様〜って呼ばれて、トボトボと辛そうに診察室に入り今日はどうされました?の問いに、さかむけが・・・。って答えるのおもしろすぎる。

今キーボード打つのもなるべく痛くないよう、中指の代わりに薬指を使ったり中指の痛くない側でキーを押したりして日記を書いている。不便だ。

Vtuberさんから依頼を受けて絵を描いているのだけど、アップルペンシルもいつもと違う握るような持ち方で描いている。
これはむしろいつもより丁寧に筆をうごかすためか、線が綺麗な気がする。なんだそれ。

ペン握るにも化粧するにも料理するにも、何するにも中指が痛がっている。
皮膚科行く?行かない?・・・中指をじんじんさせながら葛藤している。


この前の日曜日はバイト先の系列店のイベントがあるらしく見に行くことにした。
昔ながらで割と閑散としているアーケード内に店があり、そこだけ異様に人が多く、早めのビートの重低音が聞こえてくる。
パンとカヌレとコーヒーとをゲットし、ウキウキ。
店を出ると対向してか、二つ隣の眼鏡屋さんから割とデカめの音で日曜昼のラジオが流れていて笑ってしまった。風情があった。

楽しげなばいそんも貼ってあった


近くのおにぎりで有名だという定食屋さんに入る。こちらも狭い店内に人がぎっしり並んでいて驚いた。
そこそこ待って席に通されると、店内は秋仕様になっており紅葉の造花(造葉?)や、8〜10月開花予定の花の情報のスクラップが額に入れて飾られてある。
スタッフのおばあちゃんが作ったのだろうか。
そのほっこり感とは裏腹にクラシックのバッハがBGMとして流れていておもしろかった。風情。

おばあちゃんが作った味がして、もし実のおばあちゃんがいなかったら泣いてたかもしれない。
そのくらい温かい味がした。また行きたい。

おにぎりのお皿がおにぎりになってるの
食べ終わってから気づいた。


ところで、自販機のディスプレイの缶に見せかけてるフィルムのこと、ダミーっていうらしい。かっこいい。
バイト先の自販機を入れ替えてる業者さんがさっき言ってました。


これは全く関係ないこぐまちゃんの石



皮膚科の診察室に呼ばれ、さかむけが・・・。と言うと炎症ですね!と3秒で薬を出してくれた。
一丁前にカプセル薬を飲み、いててとクリームを塗り込んだ。


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