ことぶき食堂

荻窪にある、創業1956年の町中華「ことぶき食堂」3代目店主です。 店のことをもっと…

ことぶき食堂

荻窪にある、創業1956年の町中華「ことぶき食堂」3代目店主です。 店のことをもっと深く掘り下げるべくはじめてみました。 日々のできごと、これまでの歴史、これからの密かな夢…などなど、思いのままに書き連ねていく予定です。

最近の記事

三代目、店を継ぐ

“町中華以前”と“町中華以降” 創業1956年のことぶき食堂の歴史を語る上で、どこかで区切るとしたら確実にここがボーダーラインになるだろう。 いわゆる、どの町にもあるのだけれど中華料理店と呼ぶには大層な気がする、かといってラーメン屋というにはサイドメニュー多すぎ問題が頭の中でチラつく、お世辞にも見栄えがいいとは言えない店…。  強いて言うなら“定食屋さん“というくらいのゆるさが丁度良いような、そんなふわふわした謎業態に、ピタリとハマる称号が与えられたのが、ずばり”町中華“

    • 自己紹介

      荻窪駅から徒歩約15分という決して行きやすくない、むしろ飲食店をやるには不向きですらある場所に、看板メニューのブタカラ(豚の唐揚げ)を引っ提げて、細々とながら70年近く営業している店がある。 その名も、ことぶき食堂。カテゴライズするとしたら、いわゆる町中華。 いや、町中華なのか…???という疑問も湧きかねないほどに、いま(主に自分の中で)揺れ動いている。 よくいえば進化中、悪くいえば…とりあえず言葉にはしないでおく。 そして、その原因を作ったのは、間違いなく私自身。 2年前

    三代目、店を継ぐ