見出し画像

ジムに通い始めて考えたこと。現代のコミニティを形成する場にできるのでは?

chocoZAPに通ってみて

最近、自宅の近くに「chocoZAP」というコンビニ型ジムができたので
そこを利用してみました。

施設内では、チェストプレスやランニングマシンなど一般的なジムになる設備はもちろん、
脱毛やホワイトニング、ネイルまでできるとのこと。

それらも利用可能で月額2980円(安い)!

近年、利用者が急増し、2023年9月には6万人もの利用者を突破してます。

2023年9月 RIZAPグループ株式会社 中期経営計画説明会

chocoZAPのビジネスモデルは、トレーニング上級者を対象とせず、
潜在的にジムに行きたいけど、敷居が高くて行けていない層(シニアや主婦)を加えた、運動初心者(ここでは、運動をしたいが、十分にまとまった時間が取れずに運動できていない人)を対象をしています。

また、着替えやシューズの履き替えをする必要がないところも
気軽に通うことができる要因の1つです。

また、アプリにて入退出をQRコードにて管理し、
初心者スターターキットとして、アプリと連動できる体重計や心拍数がわかる腕時計を配っています。

これにより、自分の運動した結果をスマホで簡単に確認でき、
運動意欲の促進にもなっていると思います。

他にも店舗の無人化や利用者による清掃をすることで特典の贈呈、
そしてRIZAPの利用者はchocoZAP利用可能など、既存ビシネスとのシナジーが高いchocoZAPのビジネスモデルは非常に確実性がある仕組みです。

そうしたchocoZAPを利用してみて思ったことがあります。

それは、「1人でジムに通っていて心折れない?」ということです。

どういうことかと言うと、ジムでは過度な会話(大きな声での通話はお控えくださいと書いてあるように)はできないというのが大前提なのはわかりますが、そうなると少し天気が悪い時や寒すぎてお布団から出れないとき、ジムに行くことが億劫になる。と思いました。

これは、誰もが想像つくことで、ジムに行かなくなる要因の1つだと思います。

そこで、chocoZAPは日々の生活の中に気軽に5分の利用できるようこのような仕組みにしているのだと思います。

一方で、私は、以前よりもコミュニティの形が流動的になっている現代において、このジムという事業を現代のコミュニティ形成の場としての仕組みを築くことで、「1人でジムに通う」「寒い(暑い)から今日はジムに行くのをやめよう」という方への希望があるのではと考えました。

以前は団地など物理的に距離が近い集団の中で自分が存在していましたが、現代では地域の人々との繋がりもなく(子供の面倒をお隣さんが看るなど)なっています。

この素敵な日本という国に暮らしているのにも関わらず、孤独感を感じ、幸福度も先進国の中でも低くなっています。

このコミュニティが流動化し、自分で所属するコミュニティを能動的に選ぶ現代において、ジム×コミュニティこそがこれからの時代を生きていく世代である私たちの物理的な繋がりを変えるきっかけになると感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?