見出し画像

第2回の読書会をしました

青行燈第二夜

 お久しぶりです。言繰錬です。

 先日2月21日(日)に、読書会「青行燈」の第二夜を開催させて頂きました。まだまだメンバーは少ない状態での開催になりますが、継続することを目標に気長にやっていきたいと考えています。

 今回の課題図書は第62回メフィスト賞受賞作、五十嵐律人先生の『法廷遊戯』でした。個人的な積み本の消化も兼ねての推薦で推薦時点で中身は詳しくわかっていなかったものですが、読んでみると面白く、読書会としての話も出来る中身でとてもよかったです。


話し合ったことと発見

 今回につきましても、話し合った中での発見を1つ取り上げて記録したいと思います。

 読み手と書き手の視点の差、というのが今回話している中で話題に上がりました。この話題が出たのは、地の文と台詞の割合についてどう思うかという話の最中でした。書き手として地の文と台詞のバランスに偏りがないか、おかしくないかというのは個人的に日ごろから非常に気になっていたところで、今回話題にさせてもらいました。

 その中で、「書き手として気になるのはわかるけれど読み手としては今までそこまで意識していなかった」という意見が出て目から鱗でした。単なる一読者として、そこに関してはそこまで気にしていないというのは言われてみればそうかもしれません。

 今まではその点は悩んで気にしてきた部分でしたが、実はあまりそこに縛られすぎなくてもいいのかもしれないと気づきました。これに関してはより多くの意見のサンプルが欲しいので機会があれば他の知人にも訊いてみようと思っています。

資料

 今回も資料は私、言繰錬のもののみでした。参考までに添付しておきます。※五十嵐律人著『法廷遊戯』のネタバレを含みます。

参加者と感想

 今回の参加者は2名
・言繰錬
・mua
でした(敬称略)。

 muaさん感想
作品について創作者の視点、要するに、作成のプロセスや作品の中で発生しやすい問題の解消方法という視点から話し合うのは初めてだったので新鮮だった。
面白い試みだと思う。また機会があれば参加したい

参加について

 当読書会のメンバーを募集しています。参加希望の方は私のTwitter( @Kotoguri_Ren )のDMにてご連絡ください。創作者(物書きに限らない)であれば大丈夫です。質問に関しても随時受け付けております。

 日程は毎月どこかの日曜日14時~、4時間程度を想定しています。なるべく1ヶ月前には課題図書と日程を確定させて告知する予定です。
開催はオンラインdiscordアプリを使用します。

 よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?