今更『転生林檎』にはまった話

聞いて感じたこと、思った事を淡々と綴るだけなので、批評などなどは聞く気はないです。
どうぞ、あなたはその感性を大事になさってそっと帰ってください。

一応書いておきますね。この曲好きです。歌詞含めて。
買って鬼リピするぐらいハマってます。

※普段書く感じとは違い、キツイ言葉とかが出るとおもうので、それでもいいという方だけお読みください。※

ワンクッション用項目。

本当に淡々と書いていくだけだし、割とキツイことしか書かないので、本当にそれでも大丈夫な方だけどうぞ。

私の結論から申し上げる。

”そこまで転生して、過去の記憶まで引き継いで、自由に「一端の者になれる」ようなチート状態なのに、この貴殿は何も学ばなかったのだな。”

そう思った理由

「死」という一番恐ろしいであろう記憶を保持したまま、あれだけ転生する事に躊躇がないなら、最大の学びの機会だと感じたからです。全部老衰だったらまだいいですが。
例えば、自分がMVの冒険家のように滑落でその生を終わった時、その痛み、音、滑落中の風景、風、そういった五感で感じるものを夢のようだったとしても、全部覚えているのです。
そういうのを全部覚えたまま次の生って怖くないですか?
私は溺死のとてもリアルな夢を見たことがありますが、しばらく池や湖など見るのが怖かったです。

一回目の転生の表現者はまだわかる。それは己の本質から抜け出せなかったからの失敗なんだろうなと思います。
開花する前や裏で、間違いなく支えてくれた存在がいた筈。それを、上辺だけの称賛で蔑ろにしたのが原因でしょう。

二回目の転生の発明家もまだわかる。人を愛せなかったから、人を愛して、人がお互いに愛せるようにと、世界が平和になるようにと願ったのだろうなと。
だが、どこかに所属している限り、それは武器に転用される事は世の常。それを「どう防ぐのか」まで考えないといけない。そこを「理由がどうあれ」怠ることは無責任。
更に言うなら、悪意を認識出来なかった事が最大の失敗だろうと私は思います。
MVを見る限り、「アイツのせいだ」と釣り上げられたのでしょうが。

それ以降はわからない。私には理解が出来ない。

一言で言わせてもらえば、転生の度に何も学んでない
救世主になった時も、発明家で悪意に触れた筈なのにそれに気がつけなかったのかと。
革命家の時も、革命とは歪かもしれないけど安定している「平和」を壊し、ひっくり返し、再び安定させるまでが革命。
今まで優位にいた生き延びた人が、更に手に武器を持ち、武力を持たないものに手をかける。革命からの平和とは、とても難しい。人からは称賛されるかもしれないが、その犠牲は数えきれない。

何かに付けても覚悟がたりない。

まぁ、救世主に関しては、私が性悪説を推しているからかもしれませんが。

冒険家になっても本質は変わらなかった。「それが貴殿の本性なのだろう」と私は感じました。
人から称賛されることしか考えていない。
そもそも、「罪のない人が」と言っているが、では『失敗した』と言って『自分』は何人も消してその人たちは本当に罪人だったのか。
『転生前の自分』を支えてきた人達は、罪人だったのか。

何かにつけても覚悟がない。

山積みの亡骸ってそういうものだと思います。

自分がこの林檎をもらったらと考えてみる。

とりあえず検証したい。

死の記憶がどうなるかわからないのですが、どんな死の記憶でも乗り越えられると仮定して、とりあえず、色々な最大をやって検証してみたいですね。
「一端の何者かになれる」と確約があるなら、世界を絶望に叩き落して、一人一人皆平等に、苦痛や絶望に見舞われた時、人がどう動くのかとか、性善説と性悪説、どちらが本当に正しいのかとか。
やってみたいことは沢山あります。

ただ、絶対にやらないのは「平和」に関係する最大のことです。
非情かもしれませんが、そんなの無理です。
私の考える平和はあります。ただ、それは「私」の考える平和です。
完璧ではない人間である以上、共通の平和なんて作り得ないと思っています。
平和を作りたいなら、悪を徹底的に消し去る必要があるし、完璧ではない時点で何処かに歪みが生じる可能性が高いので、そこの原因や生まれた結果も潰さなければならないでしょう。
それは絶望を与えるのと何が違うのですか?自由意志は許されませんし、徹底的に管理されなければならないでしょう。それでいいのなら、絶対的な平和は出来るかもしれませんね。それこそSFであるようなマザーAIが管理する都市が一番でしょう。

話が逸れました。

私はこの曲もMVも好きです。

書いておきますが、私はこの曲を否定しませんし、どちらかというと凄く好きです。

第一、そんな林檎ないじゃないですか。
ただ、こういう失敗から学ばない、特に他責型の人はどうでもいいです。
そこに貴重な時間や感情を使う事が面倒です。

私一個人の感想でした。


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