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WEB職、年収が高くなるほど何言ってるのわからない

都会の片隅で15年WEBデザイナーやってた人間が
転職活動始めてびっくりしたのが
このデザイナー職って年収500超えると求人票を見ても何をしてもらいたいのかよくわからないんですよ・・・。

私が20代の頃、WEBデザイナーと言ってもHPデザインができてコーディングができて、JavaScriptやCMSやflashが触れればすごいねみたいなとこがありました。

しかし、この10年以上でいつの間にか「WEBデザイン」という仕事の幅が恐ろしく広がって求人数も増えたけど求められるスキルも細分化かつ先鋭化していて、レベルの階層がめちゃめちゃ出来上がってたのですね・・・
WEB界の浦島太郎だよ。

例えばリ○ルートダイレクトスカウトの年収500以上の職の説明の一例ですが

“カスタマーサクセス、エンジニア、プロダクトマネージャー、プロダクトオーナーと共創し、プロダクト開発を行います。“

と有るんですけど、正直カスタマーサクセスってなんぞやだし、プロダクトマネージャーとかオーナーとか日本語でおkですよ。(いにしえのネットスラング)
えっ普通のWEB職の人ってこれを読んだだけでああはいはいあれねってわかるの?
すごくない・・・?
もうこの時点で自分はお呼びじゃない・・・

しかもこの後続くのが
“また、プロジェクトの始めから関わり、プロダクトのロードマップや、仕様策定の意思決定から関与することも可能です。 機能開発におけるオブジェクトの定義・・“

おいおい、もう私の知ってるWEB職じゃないやんハハッ・・・って乾いた笑いが出ますよ・・・機能開発におけるオブジェクトの定義って何?え、それWEBデザインの範疇なん?もう無理・・・

要するに、私は年収500の人間じゃないし、そんなの望むこと自体がお門違いなわけですけれど、あんまりにも自分が浦島太郎だったのでびっくりしたのです。

ただ年収も300〜400くらいですと、なるほどディレクションやって欲しいのね、とか受託でLP作ればよろしいのね?って求人票見ててもわかるんですけど
500超えると横文字が途端に多くなり、抽象度が高くなり、要するに何してもらいたいわけ?ってなってくるという・・・

もうなんというかレベルというか、階層が違う。いつの間にこんな階層ができたんだろなぁ。
でも、階層ができるくらいWEBデザイナー職は厚くなってるんだなというのは、40代の私にとってもそれなりに嬉しいことです。
年収300〜400の枠で頑張りますよー!

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