ほかの何者かではなく、自分自身であるために努力する
先日購入したクチナシが少し早く咲いて、これまた例年より早く咲くジャスミンとコラボで美しい匂いにうっとりする毎日。
お花好きの母が庭仕事に明け暮れ、夕飯の時間が遅くなっていたことをふと思い出す。その当時は焦って好きでもない料理をする母の態度にイラついていた自分も、今では同じように花を愛でる幸せを感じられるのも母のおかげだと思えるようになった。
母の子育てについていろいろ思うことはあるが、そのおかげでずいぶんわたしらしくあることに抗っていた。それでも《ありのまま》という言葉に惹かれどうしたらそうなるのか、悩んだこともあったな。
そんな頃に出会ったのがオグ・マンディーノの本。
オグの本は自分らしくあるために何度も何度も読み返し、諦めそうな時の励みとなり、苦しい時の希望となった。はじめて彼の本を手に取り、最後のページまで心が離せなかった時のことを時々思い出す。
町の小さな本屋なのに、彼の本がずらっと並んでいた。読んでは次を買い、読んでは次を買い、最後はもう読む本がなくなってしまう、楽しみがなくなってしまうのではないかという寂しさがあったな。
数年後、自分がオグのように誰かを励まし、希望を与えるような仕事に就くとは思っていなかった。いや、そう願ってはいたんだろう、でも本当にその理想が叶うなんて信じられなかった。
でもさ、この本に書かれているように、彼が伝えたように、わたしも彼の言う通りやってみたんだと思う。うん、そうなるように自分に働きかけたよ。
それまでのわたしに信頼はなかったけど、これからの自分に期待し、その期待に応えるようにトライ&エラーをくり返した。苦しい時もあったけど、今となれば全てよき思い出。
そういえば先日私が経営する雑貨屋さん(星に願いをみんなに愛を)のはなれで占い師のつむぎや まめこさんに宿曜で占ってもらったの。
すると、わたしとパートナー博揮との相性は《業・胎の関係》だそうで、
わたしたちはどうやら逆境の中で生きているらしく、人生はハードモードだとな。
それでもそれが自分にとっては通常なわけで、オグの本にも頼り、自分を奮い立たせる機会ってのがたくさんあったわけだな、ということが理解できて面白かった。
話は戻るが、
結局のところオグもこの本で伝えているように、わたしがわたしであることを望み、幸せと感じ、それを活かし生きていくことが人生だということを実感する日々なんだよな。
今日も幸せでした。
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