見出し画像

直観で決める、という生き方。

これまでに幾度となく「直観」に助けられてきた。
ただ、「直観」を頼りにすること意識したのはごく最近のこと。

忘れもしない2019年5月。これまでやってきた事業が一瞬で終わったと感じるような出来事が起こった。代表である私はこのまま会社を続けていくか、辞めるかの選択を迫られるような日でもあった。

これまで情熱的に意欲的にこの事業をこつこつと育ててきたはずなのに、その事業の終わりの鐘を聴いたとたん、心がふっと楽になった。何とも言えない解放感と安堵が訪れ、自由で身軽な自分がいた。

決断は簡単だった。

「続ける」

これも「直観」だった。
続けるは決まった。どうやってはまるで闇の中だ。でもその「どうやって」もその都度道が拓けていくと感じていた。

そしてその2年後。コロナ禍で新たに始めた事業も細々と続いていた。何よりもこの2年間、あっこ・ひろき・だいすけが「自分とは何者か」を探求する十分な時間を持てたこと、そして「どんな役割があるのか」を知るには十分な仲間がいたこと、そしてまたもや「直観」が次のステージへ私を導いた。

2021年初夏。たくさんの想い、エネルギーを注いだ博多の事務所を移転する日がくるだろうな、とうっすら感じていたが、ある日、突如その「直観」は私の胸を貫いた。

8月末で博多から直方へ移転する

コロナ禍で売上もままならない状況で博多のすべての事業をいったん終了し、新たに事務所だけではなく、住居も移転する、という計画が観えたのだ。
当時1か月の半分近く出張していた私にとって、新事務所・家を探し、移転することは容易なことではなかった。そして事業も新たに創造し直す必要があることなど、いったん気が狂いそうなほどのストレスを感じた。

だが、「直観」はいつも正しい。どれほど無理難題に思えても、実際はそれに従うことで様々な恩寵があることを知っている。この時もその先は何も見えなかったが、それでも進もうと決断した。

その時の直観が伝えたのは
大丈夫、そのまま行きなさい(生きなさい)ということ。

現実の世界で決めたことは
〇7月の出張が始まる前に、寮を手放す(離婚後そこに住んでいた)
〇7月の出張が始まる前に、直方で新事務所・住居を見つける
※新しい場所はひろきが決める、という直観もあった
〇8月31日博多を退去

ただこれをクリアするために、
いくつも物件をみたり、空き家を掃除を手伝ってみたりしがたがどれもひろきは首を縦に振らない。そして7月に入り、いよいよ焦りは強くなったある日、物件探しではまったくノーマークだったエリアで空き家をもっている人がいるという情報が入った。
人伝いだから期待はしてなかったが、あれよあれよという間にオーナーさんと繋がり、物件を見学することが決まった。

実は紹介者からなんとなく場所をうかがっていたのでひろきと見に行った。その時、蔦に覆われ、庭木が森のように茂り、家の中が崩れている様子を目の当たりにしてもなお、「ここで新しい生活が始まるんだ」という直観があったのは確か。

その後はとてつもない努力と仲間の協力とオーナーさんの気前の良い計らいで幸せと感じる日がどんどん増えていることを伝えておこう。

「直観」は本来のあなたが向くほうへと導いてくれる。
がその道のりは楽ではないことは確かだ。その楽ではないが、自分をより成長、進化させるための機会が多くちりばめられている。普段とは違うチャレンジを数多くこなしていくことで、よりしなやかに、たくましく、この人生を謳歌するだけの力が身についていくことに違いない。


直観で生きるをはじめませんか?
メンバー募集中


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?