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美しい日本語・「泡沫人」

儚く終わってしまった恋の相手を、
大和言葉で「泡沫人(うたかたびと)」というらしい。


そうか、あの人もこの人もみな泡沫人だったのだ。


泡のようにキラキラと光りながら、わたしの前を流れて消えていったのだ。


泡沫人といえば、どの人も美しく思える。

美しく儚い夢だった。


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