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2ヶ月間の死闘

と言ってしまえば過言かもしれない。
でも日々闘いであることに間違いはなかったと思う。


只今帰りました。お久しぶりです。
前回の投稿に引き続き、自分の育児をいつか笑って振り返りたいと思い、ここに記録を残します。お久しぶりなのに、育児記録ばかりでごめんなさい。でも、私、頑張ったと思うのよ!!!←

この連休明けで、約2ヶ月ぶりに娘が保育園登園を再開できることとなった。2ヶ月前、オミクロン株が大流行し、娘の保育園でも陽性者が毎週のように出ていた。蔓延防止措置がとられ、私の住む自治体では、まんぼう期間中、育休中の家庭は自宅保育の協力要請が出た。

ま、まじか。仕方ないよねと自分に言い聞かせ、ワンオペ生活を頑張っていたものの、オミクロンの波はなかなか収まらず、2回のまんぼう延長があった。


いや、やっぱね、普通にしんどかったのですよ。


私の旦那の帰宅はいつも子ども達の寝かしつけが終わった後なので、完全ワンオペが週5〜6日続くことになった。

絶賛イヤイヤ期の2歳の娘と、離乳食が始まり寝返りが始まりゴロゴロ動き出した生後7ヶ月の息子との生活。一見可愛い天使達とベッタリに見えるけれど、いやいやいやいやいやいやいや!想像を遥かに超えるハードさだった。

息継ぎ無しで説明させていただくと、大体以下のようなルーチンを毎日一人でこなしていた。

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朝起きて、娘に朝ごはんを食べさせる。Eテレに夢中な娘に、何回「ちゃんとご飯食べなテレビ消すで?」と言ったことか。そのあとは、息子を起こして着替え&授乳。まだEテレに夢中な娘の着替え。朝ごはんの片付け。少しだけ夜ご飯の準備をしつつ、ぐずる息子を抱っこ紐に入れていたら、息子の離乳食の時間。食べさせたらすぐに、娘の昼ごはんの時間。食べ終わったら、二人のおむつを替えて、お昼寝の時間。大声で歌いまくる娘に、何回「ねんねしたらお出かけ行くよ?おやつ食べるよ?」と言ったことか。束の間の昼寝時間に、息子を抱っこ紐に入れながら、お昼ごはんの片付け、夜ご飯の準備など。お昼寝が終われば、娘とおやつを食べて、息子の授乳をして、公園やら買い物に出かける。砂場から離れない娘に、何回「からだんだんだん始まっちゃうよ?」と言ったことか。帰ってきたら、夜ご飯の準備を完結させて、息子の2回目の離乳食。授乳が終われば、娘のおむつを替えて、次は娘と夜ご飯。食べ終わったら、猫たちのご飯をやり、片付けをしつつ、娘にはテレビを見させながら、お片付けしてねーと声をかけて、お風呂の準備。一人で2人をお風呂に入れて、上がってきたら保湿や着替えや歯磨きなど諸々。やっと、寝かしつけの時間。なぜか、寝室でごろごろ遊びまくる娘に、何回「ねんねしないと鬼さん来るで?」と言ったことか。禰󠄀豆子みたいな良い鬼もいるのにね。←
息子を授乳しながら、娘を寝かしつけ、息子を寝かしつけ、寝室を出る。ベビーモニターをつけて、洗濯物の整理、リビングの片付けを終える。

そして、ようやく1人の時間が訪れる。(この辺りで旦那が帰ってきたりするので、厳密には1人ではないのだが。)

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産後の体調があまり良くなくて、さらに息子の夜間授乳も2回はあるので、こんなもの毎週やってたら、私、普通に命落とすわと思い、何度も実家に助けてもらった。

それでも、しんどかった。息子がまだ赤ちゃんで完母なので、完全に一人になれる時間は寝かしつけと片付けが終わった、1日の終わり、1.2時間と、美容院に行った時ぐらいだけ。

いやいや、毎日これ以上の生活をしている方も多いと思うし、子どものタイプにもよるし、こんなことでしんどいだの何だの言うなよという話かもしれない。甘ったれたこと言うてんちゃうぞ!という話なのかもしれないけれど、やっぱり私は、良い意味で子ども達と一定の距離を保っておかないといけないと思った。

じゃないと、自分の心のキャパが削られまくり、さらにそれが子ども達へ悪影響を及ぼす。1日の終わり、娘に怒鳴りまくってしまった自分を責め、娘に謝った日が何日あったことだろう。


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最近、深爪さんの「親になってもわからない」という本を読んだ。もはや、私の育児バイブルになりそうなのだが、そこに

子どもは血のつながった他人

と書いてあった。自分の心のキャパが小さくなると、どうしても子どもを自分の枠にはめようとしたり、先回りして強制したりしてしまう。だからこそ、自分が笑顔になれる時間、ほっこりする時間、無になれる時間を作ることに試行錯誤した方が、結局は子どもも自分も人生が豊かになるなと思った。

ほんとにほんとに大変だったけれど、そんなことに気付けた尊い2ヶ月だったと思いたい。


あ、でもやっぱり、きれいごと無しで言うと、もう自宅保育2ヶ月は2度としたくない。←

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