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何年経っても忘れられない大切な言葉

誰かに言われた大切な言葉
1ヶ月書くチャレンジ

私は、とあるコーチングスクールに所属していた。現在は退会している。

数年前、スクール内の企画でプロのコーチから半年間のグループセッションを受ける機会が設けられた。


これはすごい!と思い参加してみた。

月に一度決めた日時に、オンラインzoomを使ってプロコーチやグループメンバーと話す大切な時間である。


ある時、私はこんな相談をした。

「(別な)コーチと話している時、私が考えがまとまらず何を話して良いか分からなくなる。無言の時間がものすごい長くなってしまう。

相手にも時間があるし、申し訳ない気持ちになり、ますますパニックになり話せない。」


たしかこんな話をした気がする。

私は急に振られて自分の考えを話すのが苦手だ。見たこと聞いたことを話すのとは違う。

コーチングの場合、自分の内面とものすごく向き合わなくてはならない。

なのに私は、こんなこと言ったらコーチに嫌われるだろうか…と、ネガティブ思考が頭の中を駆け巡り、答えることが困難になってしまうらしい。

私の中ではなんとかしたい悩みだった。

きっと、私が何か変えなくてはならないんだろうなと思っていた。


しかし、プロコーチの言葉は私の想像をはるかに越えてきた。

「それは、相手のコーチがあなたのことを待ててないんだよ」と。

一瞬何言ってるか分からなくて、目が点になった。

相手のコーチが待ててない
な、な、な、なるほどー!!


プロコーチが言うには、
コーチはクライアントが話せなくなると言うことも理解してセッションしなきゃならないってことらしい。
そういう空気づくりもコーチの技術なのだという。

(クライアント)私のせいではないって事なのだ。


これを言ってもらったおかげで、しゃべりたくてもしゃべれなかった罪悪感が軽減した気がする。

コーチングセッションじゃなく、普段の会話でもふとした瞬間に会話が途切れて静かになってしまうことってあるけれど、

無理に話したり、新しい話題を振ったりしなきゃと気負わなくてもいいのかなって思えるようになったから、有り難かった。

これからも大事にしたい。

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