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卒業後の心境

無事に卒業して、高校の合格もいただき、あとは入学準備をしつつ春休みを過ごしている息子。

なんとなく、気持ちが晴れ晴れしているように見えます。

中学校という括りに合わなかった息子。

中2から不登校気味で、中3になってからはテストも完全に捨てて学校を切り離して生活しました。

体調に波はありながらも、無事に卒業。

本人は定時制高校に行きながらアルバイトをすることが楽しみのようで、早く中学校を卒業したがっていました。

卒業式は出ていませんが、卒業後の息子は日が経つにつれイキイキとした表情になってきたような気がしています。

息子に直接聞いていませんが、中学校の話は全く出てこない。笑

あまりに晴れ晴れした顔をして過ごしているように見えるので、こちらからも特に中学校の話はしないようにしています。

さて、わたしの心境としては。

振り返ってみると、やはり我が子が不登校になるとは思わなかった!という気持ちが1番大きいです。

体調不良から始まった息子の不登校。

コロナ禍もあったので、喘息があった息子は行けない日も多く、休みがちではありました。

体調を盛大に崩してしまい、しばらく学校に行けずの日々が続き…
落ち着いたと思ったら、何日か行って休む日が続くようになり…

結局、行けないようになってしまいました。

それでも中2の間は調子の良いときは行ってみたり、テストだけは別室で受けさせてもらったりしたけど、そのあとまた体調を崩す日々。

中3で完全に切り離して学校に行かないようにして、少しずつ体調も回復して。

その間も葛藤はたくさんあって。

今は不登校の子も多いとは聞きますが、まさか自分が不登校の親になるとは思っていなかった。

これが今思う率直な気持ち。

でも、もともと【普通】とか【当たり前】とかそういう言葉が好きじゃなかったわたし。

学校に行く=当たり前。

そういう概念が好きじゃないのに、普通とか当たり前を押し付けるのは違う。

だったら学校以外の世界を広げたらいい。
そんな思いでした。

でも、学校に行かなくなって不登校になっちゃった!という驚きはあったものの、わたしの中で学校に行かないことは重要ではなくて。

振り返ってみて1番キツかったのは、息子と同級生の子たちの姿を見ることでした。

娘の行事で学校に行くと、息子と同級生の子が学校生活を送っている様子が見えてきます。

そのときに湧き上がる感情がキツかった。

うちの息子も学校に行っていたらこんな感じに過ごしていたのかな。
展示物、うちの息子のは何もないな。

学校に行かないことは全然よくても、どうしても湧き上がってくる母親としてのドス黒い感情がキツかった。

これについては記事に書いているので、よければぜひ読んでみてください。
話、暗いです。


なんなら卒業アルバム、いらないよ。
そんなに写ってないじゃん。

通知表もいらないよ。
学校行っていないのに、何を評価するの。

記事に書いたこともあったけど、こんなことも思っていたな。

ですが逆に考えると、家にいることが多かったので、関わりを持つ時間は多かったんじゃないかと思っています。

中学校生活を終えて色々と振り返ってみて改めて考えてみると、色々な感情が入り混じっているな。笑

思い出せば卒業式でもらった最後の通知表。
わたしも息子も開いてないことに気づいた。笑

息子も晴れ晴れした表情になっているけど、わたしも気持ちがスッとしているのかもしれないな。

書いていてそう思いました。

来月には高校生。
高校生活どうなるかは正直分からないけど。
もしかしたらまた行けなくなることも0ではない。

でも、息子が何かあっても話せるような、息子がここに帰れば安心だと思えるような空間を作り続けていきたい。

子どもたちにとって安心できる場所。
これからもそこを目標に。

息子の高校生活が、楽しいものになるといいな。

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