イシキガタカイの真実

仕事に追われてnoteすら更新できないなんてダサすぎ。

最近自分のキャリアについて漠然としたもやもやがあって、超ロジカル思考かつ合理主義者の旦那氏に思ったことを片っ端から投げかけました。相談できるレベルまで自分の中で落とし込めてなかったので、本当にぶん投げた状態です。

そこでかなりハッとしたし納得することを言われたので、ここでしっかりと覚書をしておきます。

私の想い/旦那氏に伝えたこと

・自分の向かう先がわからなくて不安だ

・キャリアは死ぬまで歩みを止めたくない(産休や育休すら取らずに死ぬまで細々と手を動かしていたい)

・苦労して留学に行ったことを今の仕事や生活に活かせてない

・苦労して入った大好きな会社も、入社後燃え尽き症候群みたいになった

・とにかく自信がない

・いろんな目標を持って頑張って達成してきた自負はあるが、果たしてそれが正解だったのかすらわからない

・普通の人が経験できないようなことをたくさんしてきたのに、普通の人になっているのが怖い

・すごい人になりたい

・その界隈で有名な人

・英語や教育の分野には一緒に関わっていたいけど、じゃぁ何がしたいの?と言われるとわからない

・今の仕事を深める手段としてデザインをもっと勉強したほうがいいか?

・ずっと頑張ってきた英語をモノにするために留学でも行ったほうがいいか?でも行ったところでその先どうするのかわからない。翻訳家や通訳になりたいわけでは決してない

・大学院に行く?でもどの専攻に進みたいかぼんやりしてる

この他にもたくさんの言葉にならない言葉を旦那に浴びせたのですが、旦那は全てを聞き終えたのち、私にこう言い放ちました。

「嫁ちゃんは、人生に目的がないんだよ」

あれれ、そんなはずないでしょう。

だって、私は田舎育ちのノーマル少女だったわりに、子どもの頃からなかなか人にはできない経験をたくさんしてきたんだよ。それは全て自分の「やりたい!」の強い情熱が後押しして実現したんだよ。これはホント。

中・高で無料で海外留学に行けたのも、テストや生活態度に気合を入れて頑張っていたから派遣生として選ばれたわけだし、学歴もペーペーなのにそこそこ一流の志望企業に合格できたのも「行きたい!」という強い意志があり、その目標に向けて頑張ってきたから。全て、自分の熱意がそうさせた。

はずなんだけどなぁ…。

旦那氏曰く、私のやっていることは全て「手段」にすぎないとのこと。その先に描くものが何もないのに、ただ目の前のやってみたいことに食いつく。もちろんその実現のためにハードに頑張っていたのは事実だし、その勢いは誰にも負けないかもしれないけど、ずっと見えない何かを目指してぐるぐる経験値ばかり高めていたらしいのです。

確かに、心当たりしかない。

「まずは、自分が本当に実現したいゴールを明確にするところからだね」

そしてここから旦那氏の逆襲が始まります。

イシキガタカイってダサくない

いつも高い目標を持ち、その実現のためにコツコツかつ着実に前進している旦那氏。その実現のために、人脈を積極的に広げたり、同じ意識を持つ人たちと熱い議論を交わしたりと、常に高い意識を持って生きています。そんな旦那氏のような眩しすぎる属性の方々を、私はいつも「イシキガタカイ」と敬遠していました。

私にとってささるキーワードは「教育」「英語」「留学」「海外」「子ども」「第二言語習得」あたりなのですが、それらがテーマのコミュニティにかつて(頑張って)参加した際に、自分の夢やその途中経過について、難しい言葉を使ってドヤ顔で話す人たちに出会ったことがあります。それ以来、こーゆー人、ダセェわ。と思ってしまっている自分がおり、旦那氏のことも「うわぁまたイシキタカイこと言ってるやん」とおちょくっていたんです。

ですが旦那氏。今回のガタガタな私の人生経路の話を聞き、

「嫁ちゃん、まずは人生の目的がある人を素直に尊敬して、その人たちの夢を絶対にバカにしないようにしないと。自分に目的がないからついバカにしちゃうんだろうけど、そのほうがダサいよ。」

図星ーーーーー

確かに、あのディスカッションも、きっと自分に絶対にブレない軸や目的があれば、きっとワクワクして参加できたんだろうな…。

自分の夢に向かう姿に自惚れすぎているカッコつけはいるけれど、でも例えば会社で昇進する人とか、起業して業績伸ばしている人とかってきっとみんなブレない目的があってその実現のためにキャリアを進んでる。とのこと。納得しかしない。

そんなこんなで、旦那氏に叱咤激励されながら、輝くイシキガタカイ人になるべく、私も少し自分の想いを掘り下げています。

初心に戻って浮かんだキャリアの目的

そういえば就活のとき、自分ってどんなことを考えていたんだっけな。

合格するためにウケる志望動機を羅列したのは間違いないんだけど、その中でも、確か私が半泣きになりながら言ってた言葉を思い出しました。

➖一人でも多くの子どもたちを世界へ羽ばたかせるサポートをする➖

これだわ!!一言一句覚えているこのテーマ(!?)

そういえば、私は編集の楽しさに飲み込まれて、最近は留学に行った動機やその後感じたものをすっかりと忘れ去ってしまっていた。でも、そういえば、留学支援に携わることが私の夢だったです。

留学コーディネーターやカウンセラーなどにならないと私の夢は実現できないからってどこかのタイミングで捨てた想いでした。でも、違う関わり方が必ずあるし、なんなら今仕事にしている編集との掛け合わせで留学希望者の背中を押すことだってできるかもしれない。そんなことに気づけず、紆余曲折していたここ5年間でした。。。

まずできることから少しずつ

もちろん生業としている編集業はこのまま極めていきます。でも、仕事って別に一つじゃないといけないことないから。ましてフリーランスなので、まずはインプットから始めていきたいなと思います。

旦那氏のキャリアコーチングのおかげで、立ち止まることができたイノシシ嫁でした。本当に頭が上がりません。

では、また。

narimatsu






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