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冠攣縮性狭心症+インフルワクチン(循環器科通院メモ)

10月23日は循環器科の通院日だった。月に一回のペースで通っている。
病名は『冠攣縮性狭心症(疑い)』だ。なぜ疑いなのかというと、確定診断をするためには24時間の心電図で発作を確認するか、心臓カテーテル検査でわざと発作を誘発して確認するしかないからだ。ぼくは発作中にニトロペンを舌下すると効果が表れるのと、症状も同じなので予防の治療をしている。

症状としては、心臓の冠動脈が痙攣することで一時的に血流が悪くなり苦しくなる。胸がきゅーっと攣ったような痛みだ。さらに奥歯も痛くなる。関係ない場所が痛む放散痛だ(神経の関係でそうなるらしい)。喉の詰まり感もある。一番最初は奥歯が痛むけど虫歯の痛みじゃないので、顎関節症とかそっちだと思っていた。しかし、なんやかんやあって、この病気へとたどり着いた。うつ病や不安障害が発症した時期には特に発作が酷かった。一般的な狭心症のように運動後に発作が出るわけではなく、朝晩ののんびりした時に起きるのが特徴でもある。皆さんも気になる症状があれば、循環器科へ行ってみてください。

この日はまず運動負荷心電図から!テトリスの凸みたいな段差を、電子音に合わせて昇り降りするリズムゲーム的な検査だ。まずは安静時の心電図をとり、ついでに血圧もチェック!すると、上が「92」。病院で測ると普通は高くなりがちなのに、なぜか低く出る不思議(家だと上は100~110)。

そして、運動負荷心電図へ挑む!凸を行ったり来たりするので少し目が回る。手すりを使いながらひたすらアップダウンターン!アップタウンターン!しばらくして、ほどよく息切れしたところに心電図。ぼくの冠攣縮性狭心症は運動しても胸が苦しくならないタイプなので、今回も特に異常なしで一安心。

ぼくがなすがままに心電図をとられていると、カーテンの向こうからインフルエンザの予防接種を受けに来たおじいさんと看護師さんの声が聞こえてきた。
「それじゃあ今から予防接種するね。どっちの腕にする?」
「うーん、そうだな──どっちでもいいよ」

「私もどっちでもいいんだー!」
たしかに打つ側はどっちでもいいよね(笑) ここのスタッフさんはみんな明るくて安心感を与えてくれて好きだ。
ちなみに、ぼくが診察後に予防接種をした時は、
「それじゃ、針を入れるね。チクッとするよ」
「お願いします」
「今から液を入れるねー」
液を入れるまでアナウンスあるの?!しかもまあまあ痛い。採血よりワンランク上の痛さ!
「うわあ、結構痛いですね」
「だよね!私も予防接種が苦手でさあ」
このフランクさが好き(笑) 痛みを忘れちゃう。この後の副反応は腫れて痛かったのと、だるさがあっただけだった。一週間くらいしたら元通り。

さて、話は戻って診察室へ。心電図は異常なし。だが、本丸はそこではない!採血の結果が出たのである!
やっぱり中性脂肪の値だけ異常に高い。悪玉コレステロールも数字が上がってきてて、運動や食事管理をもっとせねば!おそらくパン食が原因。脂質をよく見て買うようにしてる。
中性脂肪 7月 278 → 9月 232 (基準値 50-149)
LDLコレステロール 7月 106 → 9月 123 (基準値 70-139)

先生に近況を伝える。前回あったような後頭神経痛?らしき症状はなくなったものの、過敏性腸症候群からか腹痛が多い。そのため、下記の薬+ロキソニンをもらった。片頭痛対策にもなるのでありがたい。
フランドルテープ(狭心症の予防薬。血管を拡張する貼り薬)
パルモディア錠(中性脂肪を減らす薬)
エソメプラゾールカプセル(逆流性食道炎対策、胃酸を抑える)
ジメチコン錠(過敏性腸症候群対策、お腹のガスを取り除く)
ミヤBM錠(過敏性腸症候群対策、腸内環境を整える)

次回はレントゲン検査の予定!今年の通院もあと二回!何事もなく過ぎますように。

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