資金繰り解決@樫原光一

売上は上がってるのに思うようにお金が残らない。 赤字や資金繰りに苦しんでる。 実は…

資金繰り解決@樫原光一

売上は上がってるのに思うようにお金が残らない。 赤字や資金繰りに苦しんでる。 実は決算書が読めない。 そんなご経験がある経営者さんに、 お金の心配と資金繰りの苦労を軽減する専門家です。

最近の記事

2024年3月から開始・新たな「経営者保証の提供を不要とする信用保証制度」

2024年1月23日、経済産業省からニュースリリースが公表されました。 ●経済対策に基づく新たな資金繰り支援策を行います (経済産業省) このニュースリリースに記載されていたのは、以下の2点です。 そのうち、①の新しい信用保証制度について今日はお話しましょう。 日本政策金融公庫等のコロナ資本性劣後ローン の金利運用見直し もくじ 1.「新たな信用保証制度を創設」の内容 2.「日本政策金融公庫等のコロナ資本性劣後ローンの金利運用見直し」の内容 1.「新たな

    • 運転資金への融資を断られたら検討したい「手形貸付」からの「短期継続融資

      最近こんな相談が増えています。 企業が、運転資金のために金融機関に融資を申し込んだが、断られた。このままでは資金が回らなくなり、会社が潰れてしまう。何か他の方法はないか 新型コロナの影響が後を引き、思うように売上が戻らないため赤字が継続、結果的に運転資金が枯渇する事業者は少なくありません。 そんな事業者が金融機関に対し融資を申し込むのですが、今、金融機関は「赤字補填のための運転資金」に非常に厳しいスタンスをとっています。 そこで「いちど断られた融資」を逆転させる方法と

      • 資本性劣後ローンの申し込みに補助金が使えるようになりました

        コロナ資本性劣後ローンは2024年6月末で終了する可能性はありますが、 いずれにしろ朗報です。 2024年3月8日、中小企業庁から以下のニュースリリースが出ました。 ●早期経営改善計画策定支援事業を利用した、日本政策金融公庫のコロナ資本性劣後ローン申込時の計画策定支援について https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/2024/240308saisei.html 今回いちばん注目したいポイントは、 「資本性劣後ローンを借

        • 社会保険料を滞納している事業者は融資をしてもらえない

          社会保険料を滞納している事業者は「倒産の可能性が高い」と判断されます。 もくじ 社保料を滞納していても融資を得られた時代はあった ご存じですか? 「社保倒産」 社会保険料の滞納者に金融機関が融資を しないもうひとつの理由 社会保険料の納入状況を明らかにする書類 知らない事業者から融資支援の相談があったときの注意点 社保料を滞納していても融資を得られた時代はあった 融資をする際(とくに初めての融資時)、通常、金融機関は依頼者に納税証明を徴求します。税金の延

        2024年3月から開始・新たな「経営者保証の提供を不要とする信用保証制度」

          「急ぎでない」資金は借りない? 借りておく? メリット/デメリットを比較

          もくじ 借りるメリット① 経営の自由度が高まる 借りるメリット② 融資を受けやすくなる 借りるメリット③ 業績が悪化しても持ちこたえられる 借りるメリット④ 金融機関との関係強化に役立つ 借りるデメリット① 不要な利息を払わなければならない 借りるデメリット② 気が大きくなって経費が膨らみやすくなる 借りるメリット① 経営の自由度が高まる 借入を行えばキャッシュポジションが高くなり、積極的に投資を行うことができるでしょう。省力化のためのIT導入、人材採用のための新規広告

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          2024年3月から開始・新たな「経営者保証の提供を不要とする信用保証制度」

          2024年1月23日、経済産業省からニュースリリースが公表されました。 ●経済対策に基づく新たな資金繰り支援策を  行います(経済産業省) このニュースリリースに記載されていたのは、以下の2点です。 そのうち、①の新しい信用保証制度について今日はお話しましょう。 日本政策金融公庫等のコロナ資本性劣後ローンの 金利運用見直し もくじ 1.「新たな信用保証制度を創設」の内容 2.「日本政策金融公庫等のコロナ資本性劣後ローンの金利運用見直し」の内容 保証料上乗せ

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          「銀行口座が開設できない」という相談が増えています(法人・個人問わず)

          合同会社だけではなく、個人口座も開設のハードルが上がっています。 以前から「合同会社」の口座開設を最初から排除している金融機関がありました。 2023年初頭は「そのような動きがある」レベルでしたが、 近ごろ急速に広がり、実際に今「合同会社の口座開設」を断る金融機関はかなり増えています。 また合同会社だけではなく、個人口座の開設も難しくなっているのが現状です。 今日はその背景にある理由をお知らせしましょう。 【もくじ】 1.合同会社の口座開設が難しい理由①反

          「銀行口座が開設できない」という相談が増えています(法人・個人問わず)

          人件費・物価高騰で資金繰りが厳しくなった事業者に提案したい融資制度

          こんにちは。北海道旭川市の樫原光一です。 近ごろ企業の人件費・物価高騰による資金繰り相談が後を絶ちません。   人件費や物価高騰が原因で資金繰りが厳しくなっている中小企業のために、日本政策金融公庫や信用保証協会には融資制度や保証制度が用意されています。 もちろん申請する事業者の経営内容や財務内容、金融機関取引状況によっては、利用できないことがあります。 もくじ 融資依頼をする順番 (1)懇意にしている民間金融機関(メインバンクなど) (2)

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          【緊急告知】コロナ融資は2024年6月末まで延長となりましたが・・・

          政府はもう一度、新型コロナウイルス対策として導入した 中小企業向け資金繰り支援策を延長することに決めたようです。 【もくじ】 1.延長されるコロナ融資制度 2.2024年6月末で打ち止め 3.金融機関に返済据置期間延長の依頼をするデッドライン=2024年5月中旬 4.もしかしてデッドラインは早まるかもしれない -----------------------------------------------------------------------------

          【緊急告知】コロナ融資は2024年6月末まで延長となりましたが・・・