１１巻発売。そして完結です。

亜人というちょっと他人とは違った体質を持つ高校生を中心に、ほのぼの系で描かれてきた日常の物語もついに完結となりました。
高校生をメインにした物語にありがちな「卒業＝完結」ではなく、在学中のまま新しい一歩を踏み出したところでの完結となります。日常系のお話ですから、こういう、気が向いたら追加エピソードでも書いてくれるかも、くらいの温度で終わるのは良いですね。

そして一方、スピンアウトというかシリアスサイドというか、こちらの作品も完結しました。

本編とは打って変わった重めのストーリーでどうなることやらと心配しましたが、収まるところ収まったようで安心しました。

どちらの作品も「居場所」に関する物語でしたが、テイストがかなり違うのが面白いですね。ちょこちょこと二つの物語の対比も出て来て、二作品揃っての物語だと感じました。