優秀な後継者に共通する3つの点

後継者を育て、事業承継を支援することを生業としているものです。

たくさんの後継者を育て、たくさんの事業承継を見てきたものとして、
私が考える、優秀な後継者に共通する点を3つをまとめてみました。

ちなみに、「優秀な後継者」とは、会社を成長し続けさせる経営者となれる可能性を持っている人という視点でみています。

1 仕事ができる!

やはり仕事ができたほうが、優秀だなあと思います。
一般に社会人として仕事ができと言われる人は、問題解決ができる人ともいえます。
後継者は、承継する会社の経営をする前にいろいろな問題にぶちあたります。それを当たり前に問題解決していく力がある方、仕事ができる方は、やっぱり優秀だと思います!

2 明確なビジョンを持っている!

「こうなりたい」という明確なビジョンを持っている方は、何をすればよいのか課題が明確になりやすいので、あまりブレずに経営者への道をまっすぐ進んでいる印象です。
人によってその歩幅やスピードは違いますが、ビジョンなく向かう先も見えない中で模索しながら迷走してしまうのに比べて、確実に進んでいます。

第1位 人生を賭ける覚悟や執念をもっている!

人生を賭ける覚悟をもって後継者として経営者になるために生きている方は、どんな困難に当たっても、なんとかしようと行動し考え、乗り越えていますね。
なんとしてでも経営者になる!なんとしてでも会社をよくする!
という執念や覚悟をもっていろいろなことに取り組めば、たいていのことは前に進むはずです。
それがあるのとないのとでは、10年後の未来がまったく変わることは間違いありません。

ちなみに、覚悟を持っていると言いながら、行動しない方は、本当に覚悟をもっているか疑問です。

また、上記3点に当てはまらなくとも、経営者になれますし経営もできます。いろんな経営者の形があり、正解はありませんので、本文はあくまで1専門家の参考意見として読んでいただければ幸いです。

優秀な経営者は、また違った共通点がありますが、それはまた別の機会に。

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