かつ

高校卒業後社会人に。民間企業に28年勤務。教育に興味関心があったため、教育学を学ぶべく…

かつ

高校卒業後社会人に。民間企業に28年勤務。教育に興味関心があったため、教育学を学ぶべく通信制大学に入学したが、東日本大震災をきっかけに教員免許取得コースに変更。卒業後、小学校教員資格認定試験で小学校教諭二種免許を取得。子供たちの未来に夢と希望を。

最近の記事

SNSの弊害

FacebookでもXでも、かつて活発に交流を重ねてきた人から、さっぱりイイねやコメントをくれなくなった。なんだか無視されているような気がして、ちょっと寂しい思いをしている。 SNSとはこういうものだと割り切れればいいけれど、実際に会ったことがある人からも何の反応もなくなったので、もう見切りをつけられてしまったのか、あるいは私があまり投稿しなくなったので忘れられてしまったのか。どちらにしても、少し寂しい。 私自身あまりリアルでの活動をする方ではないので、それほど交流といえるほ

    • 部屋に飾った小学校教諭免許状

      部屋に入るといつも「小学校教員資格認定試験」で8年かけてようやく取った小学校教諭二種免許状が額縁に飾ってあります。 それを見ると、「あぁ、このままお飾りの賞状のままでいいのかな」と時々思います。8年かけてやっと取れた免許状なのに、生涯使わないのはもったいないと思う一方、2ヶ月の間だけでも『教師』でいられたあの時間がいちばん充実していたし、もう一度できるならこの免許状で講師でも何でもいいから『教師』になれたらとも思います。 3学期もお願いしたいと言われていたにもかかわらず、前の

      • 結婚観

        48歳になった今でも独身のまま。 結婚したくないわけではないですが、周りにそういう人がほとんどいないからというのが主な理由です。 出会いが少なすぎる、というのも問題ですが、積極的に婚活なり何なりしていないことも大きな問題。 とはいえ、これまで何度か結婚相談所やマッチングアプリなどで出会いを求めてきていたのですが、「この人だ」という人に今まで出会えませんでした。 もう年齢的にも落ち着きたいし、子供もほしいのだけれど、どうしたらこの先「この人だ」という人に巡り会えるのか、知りたい

        • 教員採用試験、受けるか検討中

          2ヶ月という短い教員生活の中で、得たことは良いことも良くないこともさまざまあって、正直自分の中では「それでも教員になりたい」「いや、教員は辞めよう」という二つの気持ちが交錯しています。 「それでも教員をやりたい」と思う背景には、やはり受け持った子供たちが自主的に学級会を開催し、私に「お別れ会」を開いてくれたことが大きなきっかけです。 教員の仕事は確かに大変で、手を焼く子供もいます。保護者対応も大変だったし、つらいなぁと思ったことがあったことも事実です。時にはクラスがざわついて

        SNSの弊害

          令和6年元日に思うこと

          新年あけましておめでとうございます。このnoteも書いたり書かなかったりしていますが、今年はどんどん書いていこうと思います。 さて、年末を以て2ヶ月という臨時教員の生活を終えましたが、その後の自分の身の振り方について考えていました。 教員はキツい。でも、やりがいはある。最後に子供たちが私を見送ってくれたことや、他の先生方に私の良いところを褒めてくださった言葉がずっと残っていて、このまま教員生活を辞めてしまうのはどうなんだろうと考えていました。まだ心の中では教員に未練のようなも

          令和6年元日に思うこと

          臨時教員になりました。

          令和5年11月から、小学校の育休代替の講師として2ヶ月間だけですが、臨時教員になりました。そして、つい先日、2学期が終了して、その任期ももうすぐ終了となります。 この2ヶ月間、教員としてクラス担任を持つことになり、学校の何もかもが分からない中で、自分なりに一生懸命頑張ってきたつもりですが、最後に子供たちが学活や係活動の中で自主的に企画し、私とのお別れ会をサプライズで開いてくれました。 正直、教員の仕事はきついなと思いました。イレギュラーなことが発生したり、やらなければいけない

          臨時教員になりました。

          HSPと教員採用試験

          今年も教員採用試験を受けた。昨年同様、埼玉県と仙台市を受けたが、両方とも不合格だった(仙台市は一次で、埼玉県は二次で)。 改めて自身の受験勉強などを振り返って見ると、足らないところがたくさんあって、大いに反省すべき点が多かったように思う。特に、二次試験対策で面接特訓講座などたくさんの対策講座があったにもかかわらず、参加できなかったことが結果に大きく響いたと思う。 それ以外にも、自分自身の精神的にも大きな動揺があったことも事実で、各地で教職員による不祥事が多発したこと、志願倍

          HSPと教員採用試験

          天皇陛下のお正月

          新年あけましておめでとうございます。本年もマイペースでnoteを書いていきたいと思います。更新が滞ることがあるかもしれませんがご容赦くださいませ。 さて、正月は我々日本国民にとって特別な行事でもありますが、それはとりもなおさず、天皇陛下あっての正月であるとも言えます。 我々が恙なく正月を迎えられ、清らかな気持ちで初詣ができている裏で、目立たないしあまり知られていないですが、天皇陛下はさまざまな宮中祭祀を正月から執り行っておられます。 12月31日 年越大祓  節折 1

          天皇陛下のお正月

          教育勅語渙発131年

          本日10月30日は、明治天皇が「教育ニ関スル勅語(教育勅語)」を渙発されてから131年目になる。明治天皇が明治維新以降の急激な西洋化によって日本人の古き良き伝統文化、気風が頽廃していくことを憂えて、日本的道徳観の立て直しを図ろうと、御自身の考えを述べられたものである。 朕 惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ徳ヲ樹ツルコト深厚ナリ 我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス 爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫

          教育勅語渙発131年

          教員採用試験

          令和4年度教員採用試験は、埼玉県と仙台市で受けた。 両方とも第1次選考は通過し、第2次選考に進んだ。埼玉県の方は個人面接と論文試験、集団討論。仙台市は個人面接1・2、集団討論。 日程が埼玉県の集団討論が仙台市と重なり、どちらか選ばなくてはならなかった。正直に言うと、出願の段階からどちらかで迷っていた。第2次選考まで進めるとは思っていなかったので、ある意味誤算ではあった。 しかし、やれることはやろうと思い、埼玉県の個人面接と論文試験は受けた。集団討論の前日まで悩み、結局、

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          悠仁親王殿下にすみやかな「帝王学」を

          この記事を見て愕然とした。秋篠宮家に、ではなく、宮内庁に対していらだちを覚えた。 「どうするんですかね?」ではなく、宮内庁が先手を打って悠仁親王殿下に「帝王学」を授ける手立てを打たなければいけないのではないかと思うが。 秋篠宮家の教育方針云々ではなく、ことは皇位継承権者としての教育を施すべきである。具体的には、天皇陛下の元に伺候し、儀式などの手ほどきを受ける、著名な学者(左翼的な学者・教授を除く)を招いて進講をするなど、考えられる方法はいくらでもある。 とはいえ、悠仁親

          悠仁親王殿下にすみやかな「帝王学」を

          眞子内親王ご結婚問題と皇位継承問題

          眞子内親王殿下と小室圭氏の結婚を巡って、国民を巻き込んで大問題となっている。私自身も非常に腹立たしく、同時に心を痛めている。 何に腹が立つかというと、眞子内親王自身へではなく、小室圭氏のあまりにも不誠実な対応、さらには母親である小室佳代氏の図太さである。その親子に心酔していると言われる眞子内親王へもその批判の矛先が向かっているということ。それからさらに、秋篠宮家、皇嗣殿下や悠仁親王殿下への皇位継承にも大きな影響を与えるように世論が動いているということである。 勘違いしてい

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          戦争体験者の語り部

           いきなりセンセーショナルなタイトルで書かれたブログだが、内容としては戦争体験者の語りを子供たちに聞かせるのはもはや意味がない、というものと解釈している。詳しくはブログを読んでいただけると幸いである。  これを読んで私も共感した。確かに、戦争でも自然災害でも、時と共に記憶は風化していくし、生々しい体験談ではなくなっていく。まったくその出来事を知らない子供たちにとっては、遠い過去、あるいは実感を伴った経験ではない出来事を聞かされたところで、ありふれた感想しか持てないだろうし、

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          道徳科と修身教育

           道徳科(特別の教科・道徳)が新設されたのは平成27年改訂の学習指導要領から、施行は平成30年(小学校)からである。 「特別の」とある通り、道徳科は他の教科と性格が異なり、学校の教育活動全体で行う道徳教育の要の役割を有し、数値による評価を行わない。どの程度学力が身に付いたかを測る教科ではなく、児童生徒の心、内面にいかに道徳的諸価値が入っていくか、行動変容をしていくかに焦点を当てて行う。  「特別の教科・道徳」の目標は以下の通り。  よりよく生きるための基盤となる道徳性を

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          終戦記念日は「本当の終戦」ではない

          そもそも、終戦「記念日」などと称するのもおこがましいと思うので、敢えて私は「終戦の日」と称します。 学校教育の歴史の授業では、8月15日を以て太平洋戦争(大東亜戦争)が終わった、と教えます。しかし、それは一部が正しくて、大部分事実が隠されているのをご存じでしょうか。 8月15日正午、昭和天皇の「玉音放送」によって、全国民、日本が占領した各地において「終戦の詔勅」を渙発され、日本が戦争を終了したことを知ることになりました。 以下に終戦の詔勅の全文を掲示します。 朕深ク世

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          伝統文化を継承していくことの責任の重さ

          伝統文化を継承していくのは、並大抵の努力だけでは難しい。我が家の年中行事にしても、守り伝えていくためにどうしたらいいか考える。自分にはまだ子孫はいないし、ひょっとしたらこのまま断絶してしまうかもしれない。 古き良き文化は残していきたい。けれども、時代の流れや関わる人の理解、祭祀や行事を守る人の意志などいくつも絡み合いながら続いていくものだと思うので、責任の重さを感じる。 伝統文化だけではない。先人から伝わる技術や知識、智慧なども同じである。民族のアイデンティティはまさに古

          伝統文化を継承していくことの責任の重さ