教員採用試験第一次試験

8月3日、埼玉県教員採用試験第一次試験の合格発表が教育委員会のHPに掲載された。見るの止めておこうかな、でも気になる、さてどうしよう・・・と自分で勝手に葛藤していた。なぜなら、何となく結果は分かっていたから。

解けない問題があった。一問にかける時間がかかりすぎて最後まで解けなかった。間違った。「あー、明らかに点を落としたわー・・・」と半ば諦めた。でも、結果は結果。どっちでもあっても受け止めなければならないとやっとHPへアクセス。

結果、合格。

とりあえず、ホッとする。

良かったぁ~~~と思う。

そして、「やった~~~~!」

感情の三段活用。

翌日(昨日)、結果通知と二次試験の要項が届く。結果通知に点数が書かれていて、やはり専門科目で点を落とした(間違った、時間をかけすぎて最後まで解けなかったのはこちら)が、一般・教職教養で何とか点数をカバーした形になっていた。

だんだんと近づいてくる教師になるという希望の実現。一次試験まではさほど緊張はしなかったものの、だんだん緊張が増してくる。

落ちたらどうしよう・・・

変なこと言ったらどうしよう・・・

ええい、もう破れかぶれだ!!

・・・妙なハイテンションの三段活用。

自分でこれまでのことを振り返ってみる。

小学校教員資格認定試験を8年連続で受けて、今年二種免許を取得したばかりで教員採用試験に挑戦。現場経験もせず、いきなり合格までしたらこの先やっていけるのか。気ばかり焦るが、それも私の人生で。長い長い試験勉強(小学校教員資格認定試験の勉強も教採の勉強と大差ない勉強をしていたのでそれなりの勉強法はしていた)+論作文+面接・場面指導の練習・添削を受けてきたので、たぶん乗り切れる。乗り越えられる。

これまでいろいろなことで思うようにいかなくて、途中で投げ出したくなりそうになったけれど、さまざまな思いもあり、周囲の期待もあったし、何より亡くなった母が心待ちにしていたのが非常に重く、辛いと言うよりも自分がいったん決めた道なら最初から諦めるなという「家訓」が頭にあった。

我が家では「自分のことは自分で決めろ」ということを良く言われた。やるのもやらないのも自分でよく考えろということだった。そう決めたのなら最後までやれと言われて育ったものだから、投げ出すとか中途半端なことは親がとにかく許さなかった。よく環境が人をつくるというが、まさに我が家の教育環境が今の自分をつくったと思う。

第一次試験に合格してさあ安心、と言っている場合ではなく、これから第二次試験(個人面接・場面指導、論作文、集団討論)が待っている。本当に喜ぶのは、第二次試験に最終的に合格した時。その時はまず一番大切に思っている人に報告してから、お世話になった人に感謝の言葉を添えて報告できたらと思う。

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