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ツイッターの対「Clubhouse」音声チャット機能「スペース(Audio Spaces)」特徴メモ。Twitter最新情報2021

※随時更新していきます。

以前から触れていたTwitterの公開ボイスチャットルーム「スペース(Audio Spaces)


ここ数日で日本国内でも特に話題を呼んでいる招待制のClubhouse(クラブハウス)的な機能だとはわかってはいたものの、実際にクラブハウスに触れたことがなかったので、よく分かっていなかった。

その後、実際にクラブハウスを使ってみてわかったTwitterスペースの特徴などメモ。

取り急ぎツイートしたものを載せておきます。気づいた点など随時追加予定。

Twitterスペース(Audio Spaces)の基本と今後

Twitterスペースのルーム開設は現在限定的なユーザーしかできません。参加方法はホストから招待されている場合を除き、下記ツイートの様にホームの上のフリートトレイに表示された紫のスペースアイコンから入室。

Clubhouseと違って直接入室してしまうわけではなくいったん確認画面が表示されます。その後実際に入室すると以下のような感じに。細かな違いはあれどクラブハウスに似た印象。

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基本的な機能としてはクラブハウスのTwitter版と考えてもらって大きな間違いはなさそう。

ホストがスペースと呼ばれる音声ボイスチャットを公開して複数人で会話をしたり、音声視聴専用のリスナーとして参加したりと言う感じ。

Twitterの対Clubhouse「スペース(Audio Spaces)」あれこれ
・ルーム内にツイート共有/表示
・リアルタイム文字起こし
・絵文字リアクション

注目したいのはリアルタイム文字起こし。表示方法やタイミングなど不具合もあったりと、まだまだではあるものの、アクセシビリティへの配慮はテスト公開当初から対応済み。別の音声機能「声のツイート」公開時のユーザーからのフィードバックがスペースにも反映されたと言う印象。


進行中
・音声管理(Breaker買収)

2020年12月から現在2021年1月にかけて時々リスナーとして参加をしているけど音声が途切れたりなどの問題はかなり多い。

そもそもTwitterスペースの部屋自体が強制終了してしまうなんてことも話題になっている。

そんな中ツイッターはポッドキャストアプリ「Breaker」を買収。(いいね機能などSNSぽく聞けるサービス。15日に閉鎖とアナウンスがあったものの別のpodcast企業?が継続運営みたいな話も見かけたような)

音質向上や、前述の音声関連の問題点の改善と言うところもあるかもしれない。

また、Clubhouseでは「問題のある内容について通報等した際?に音声が記録」?されて検証みたいな話があり、元Breakerチームが、その辺りの対策としてに動くみたいな話も。


可能性※関係ないかも
・画面共有機能(Squad買収)
・サブスク収益化(Gryphon)
・ブロックチェーン(Bluesky)
・自動翻訳

直接関係があるかは不明だけど、前述のブレーカーを買収する少し前にスマホの画面共有サービスSquadを買収。

ざっくり言うと今見ているティックトックの動画の画面を友達にシェアして一緒に見たりみたいな感じのサービスかと。

そう考えるとTwitterスペースに画面共有機能が備わるなんて未来もあるのかもしれない。

後述しているけど、Twitterスペースには「ツイートをスペースの部屋の中にシェアして見ながら会話」をすることができる。

同様に画面の共有をしながら、それについてみんなで会話をするなんてこともあり得るのかも。

その他、「サブスクでの収益化」やブロックチェーンによる「非中央集権SNS」の開発なんて話も上がっていたり、通常のツイートに対して上がっていた話では「自動翻訳」機能なんて話題も存在。

この辺り、全てがTwitterスペースに関係あるわけではないと思うけど、場合によっては紐付いていろいろ便利かつ面白い機能が実装されたりする可能性も。

追記。Twitterがサブスクでのクリエイター収益化「スーパーフォロー」発表。スーパーフォロワー限定公開スペースも

詳細はメインブログをどうぞ



Clubhouseを触ってみてわかったTwitterスペース(Audio Spaces)のかんじ

Clubhouse触ったらTwitterスペースがパクッた感より際立つwリールがTikTok、フリートがインスタストーリー位にはwけどツイッター内完結Spaces強そう。発見/興味関心は既存検索+布石?トピック/リストサジェスト効果大&何より勝手にホームにルーム通知。狙って聞けないけどテスト中だし今後もしや

クラブハウスが、わざわざ誰か/音声チャットルームを探すのに対して(専用アプリなので当たり前だけど)、Twitterスペースでは何を考えることなくホーム画面上で誰かがスペース開始時に通知が表示されるので、この辺りは大きな違いと言えるかも。

逆に言うとTwitterスペースでは、現時点はルーム検索と言うような事はできない。2020年末にβテスト開始したばかりなので今後どうなっていくのかは不明だけど。

Twitterの場合は今までの日常の延長線上にクラブハウスみたいな機能が存在すると言うことになる。なので、音声に興味のなかった人たちが参加しやすい、逆に届けやすいなんて捉え方もできるのかも。

また、前項目の基本機能として挙げた「ツイートをスペース内にシェア」できる機能は話題提供的な意味合いも含めて良さそうな気が。

以下、Twitterスペース内にツイートをシェアしてもらった画面。

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シェアされたツイートはこちら

クラブハウスと違ってタイムライン上でやりとりできるのもクラブハウスとの大きな違い。Twitterなので当たり前だけど、参加中ユーザーとのコミュニケーション、そしてスペースへの誘導含めて直接的に動けるのはTwitterスペースならでは。


実際、Twitterスペース開発チームのメンバーたちがライブコマース的なハッシュタグを用意してツイート、スペース内に共有しながら商品紹介をしたりなどの場面もあった。

Twitterスペースにスピーカーとして参加した感想

その後、スピーカーとしてTwitterスペースに2度ほど参加させて貰いました。

リスナーからスピーカーになる方法。発言権リクエスト方法は?

リスナーとして参加している際に、発言権を得たい場合(スピーカーになりたい場合)は、画面左下に表示されているマイクアイコンをタップしてリクエストを送信することができます。

ホスト側の画面は確認ができていませんが許可をしてもらうと発言可能になると言うことでしょうか。

スピーカー時のミュート方法は?

クラブハウスで言うところの「ミュート」は、先ほど触れた画面左下のマイクアイコンを再度タップすることでミュート可能。

現時点はクラブハウスのようなミュート中アイコンの表示はなし。

ツイートを「スペースへシェア」機能の使い方

スピーカーになると、前述した「スペースへのツイートの共有」が可能になります。

スペース内へ共有したいツイートの、下のシェアボタンをタップすると、最上部にスペース回シェアするといった類のボタンが表示されます。


タップすると実際にスペース画面内の上部に表示され参加者への話題提供等が可能に。

「発言できる参加者」や「リスニングに戻る」などの表記は修正予定とのこと

現時点、リスナーやスピーカーと言う表記の「発言できる参加者」と言う表記などは修正予定とのことです。(元は発言者と言う表記だった)

同様にTwitterスペース入室画面でリスナーor発言できる参加者と言う表記で画面からはみ出してしまっている店に関しても同様とのことです。

画面下の「…」をタップすると1番上に「リスニングに戻る」といった表記があり、こちらをタップするとリスナーに戻れると言うことです。

こちらも翻訳的な揺らぎがあるようで現時点はすでに改善されているかもしれません。

2021年2月25日追加。表記修正「スピーカー」



Androidは?

現在開発中とのこと。こういった類はiOS先行と言うことが多いですが、Twitterではアンドロイド先行で行われるテスト機能や、iOS/アンドロイド同時リリースの新機能なども存在。

参考。2021年2月17日。Twitterの音声関連新機能「DMでの音声メッセージ」



Twitterスペースはどうやったら使える?ホストとしての参加方法は?


現時点、ホストとして部屋を作成できるのは限定的なユーザーのみとなっています。ただしテスターの募集が行われているので気になる方は申請してみると良いかと。

もし審査通過したら、よかったらTwitterで教えてください!スペースに参加させてもらいたいです。


Twitterスペースの規約。会話は録音される?Clubhouseと比較

Clubhouse(クラブハウス)の場合、一時手に音声録音。ルーム終了時に削除。通報など問題があれば内容確認。



Twitterスペース(Audio Spaces)の場合。

30日間保存、問題が発生した場合は90日まで延長。Twitterスペースのホストは音声データのダウンロードが可能。字幕表示がオンだった場合はスピーカーたちも文字起こしデータをダウンロードできる。異議申し立て可能。

ざっくり書くとこんな感じ。細かなニュアンスなどをもしかしたら間違いがあるかもしれないので参考程度にどうぞ。同様に現在ベータ版なので随時変更があるかも。

この辺りは以下クラハ新機能についての音声配信の後半でも触れてます。


余談。Twitterの音声関連サービスの目的は?

プライバシーとか個人情報やら法律やらいろいろあるとは思うけど、Amazon Echoほかスマートスピーカーの録音データをマニュアルチェックしてるみたいな話もよく話題になってるしTwitterも音声解析的な側面もあるかなーみたいな。


2021年2月22日追記。Twitterスペースで部屋を作成した感想。ホストとしてスペース配信可能になりました

βテスターとしてホストスペース配信可能になりました!

Twitterスペースでホストとして部屋を作ってみた感想など音声配信しました。

音声内目次

✅Twitterスペースでホストで部屋作成してみて気づいたことメモ
・人が来ない・・・
・スピーカーへの招待も可能。相手に通知 ・発言リクエストもらった際は、ユーザーアイコン下に「リクエスト」表示。プロフ表示から許可して参加承認
・意外と落ちない。約2時間
・規約にある音声データ?のダウンロードは終了時にリンクなどが表示されるわけではなさそう。
・Twitterスペース参加時に別のアカウントに切り替えても視聴継続。リスナーでしか試してないけど
・関連ツイート

✅Twitterスペースの今後
・説明文 間もなく?
 ・スペースのリスナー数に上限はなし?
・スペースの予約機能、開発中?数週間以内に実装?
・招待機能などは考えていない
・アーカイブ配信/リプレイ動画配信に関してはいろいろな声があがっているっぽい
・プライベートスペース機能検討中。クローズドルーム
・スペース参加中ユーザー「その他〇人」今週(2月22日の週)に公開予定
・TwitterスペースはWEB版も検討中?優先順位は低い。Audio Spaces API公開の可能性も。サードパーティーアプリやツールも歓迎?
・収益化も検討?

鍵(プライベート)アカウントではスペースの配信はできない?

試しに非公開にしてみたところツイートボタン長尾氏のときに表示されるスペースアイコンが古い画像アイコンに変わって表示。フリート投稿画面のほうは試してみないけど配信不可ってことだろうか。


ポッドキャストでSNSや音声メディアの最新情報を音声配信中

2020年12月21日に配信したpodcastです。

音声の中で今回のnoteで触れているTwitterスペースについて話をしています。このnote記載が最新なので音声内での説明は間違っている/もしくは既に変更がかかった等あるかもしれません。ご了承ください。

ぬ🖇テスト中新機能まとめ。Twitterクラブハウス機能音声チャットルーム「スペース(Audio Spaces)/インスタ/Spotify&Anchor。フリート/スペース/リール/ポッドキャスト。聴くまとめ

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✅インスタリール続々新機能テスト中。タグ付け/アフレコ/ミックスオーディオ
・インスタリール ショッピング機能公開
▶︎ https://koukichi-t.com/archives/34961

📝Twitterスペースとは?クラブハウスみたいな公開ボイスチャット機能▶︎ https://koukichi-t.com/archives/35344

✅Twitterフリート テスト中機能。絵文字スタンプ

✅Twitterスペース(Audio Spaces)テスト中機能。右下ツイートボタン長押しでスペース開設ボタン

✅TwitterのClubhouse新機能、ボイスチャット「スペース」のテストユーザー募集開始
▶︎ https://koukichi-t.com/archives/35516

✅SpotifyとAnchorがポッドキャストリスナーへのQ&A機能をテスト中



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