見出し画像

海外のパパたちは日本のパパと明らかに違うのか? 北欧・ノルウェー編

北欧と言えば、ノルディックモデルによる高負担高福祉の福祉国家で語られたり、GDPが、ルクセンブルク、スイス、アイスランドに続く世界第4位というお金持ちの国として語られたり、幸せな生活環境の成功例としてイメージされることが多いと感じます。

そこで今回はCHILD RESEARCH NETさんのページからレポート「ノルウェーの父親たち」を紹介させて頂きます。

意外や、彼の国ノルウェーの父親たちも、長い間子どもとは距離のある存在であったそうです。
レポート内ではノルウェー人の文化の詳細にまで事細かには触れられていませんが、「亭主元気で留守がいい」時代を長く経験してきた日本のパパ界隈にも参考になる部分が垣間見えるかもしれません。

過去20年で、ノルウェー人男性の子育て参加は劇的な変化を遂げた。その変化は、家族の中の経済的な大黒柱として妻や子を支える父親から、子どもたちと日々活発にかかわる父親への変身である。男性たちは子育てへの関わりを深め、若い女性たちの多くは、より高い教育を受けるようになってきている。このような二つの変化、発展はノルウェー社会、ノルウェーの子ども達の生活にさらなる新たな変化を生み出していくに違いない。

ノルウェーの父親たち - 論文・レポート (crn.or.jp)

仕事の取引先の20代~30代日本人男性と話してみると、夫婦同権の意識は確実に進化していて、非常に自然に浸透しています。
翻って幸せの国ノルウェーでも「子育てに参加するなど男の沽券にかかわると考えて参加しない」パターンは有るそうで、そこはどちらの国でも、パパたちのスタンスは当然様々だということにはなりそうです。

スタンスが細分化されていけば、有効な情報はきっと尚更不足します。
レポートの中でもボリュームを割いて触れられていますが、ボクは「他の父親たちと父親業について語り合うこと」にとても可能性を感じています

ところがこれまでパパパワーを発想してきた中、ボク自身の限られた世界・体験の中では、子育て経験を他の父親たちと共有する機会はなかなか無い様に感じてきました。
それなので、時々でも話題になると、子育てへの好奇心や実りの多さはその都度とても感じたものです。
時代と共に子育てのスタンスやパパの役割が変化しているのはノルウェーも日本も同じ。
現役パパたちが出来ることを増やしたり、今どきの良いトレンドを感じられる様な質の良い子育て情報が必要です。
それも、様々なスタンスの家庭がそれぞれに十分に情報を得られる位に潤沢な!!

読者の皆様には、コメント投稿や、トップページからリンクしているGoogle寄稿フォームよりご協力頂けましたら幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?