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元請けから受領した設備仕様情報


以下に、解説します。
カタログ上の騒音値は、それぞれ59db、54db。
2台の室外機がある場合、設計上の騒音値は2つの数値を合成することになります。ネット情報での試算方法を参考とすると、設置地点の昼間の環境基準値60dbピッタリとなります。(夜間運転した場合は環境基準値超え)
こうすることで、電気代等の支出を最小限にできることを、設計会社と発注者は知っています。
本認可保育園については、補助金案件、設計・施工分離発注で設計会社にて機種選定したとの情報を得ており、受注した設計会社の設計者は、「環境基準値ギリギリの機種選定であれば、環境基準値を超えていないので住民対策上問題なし」と判断した可能性があります。
設計会社は、健康被害に繋がる異常騒音、低周波音発生を考慮せず、製造物責任法上の欠陥状態に関する消費者庁解釈を見落とした可能性が出てきました。

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