ラジオでメールが採用されやすくなるテクニック「ほどよい長さ」

ラジオで採用されやすいメールには「ほどよい長さ」も一つ基準になると思います。極端な例としては、A4用紙で何枚もプリントアウトしなければならない投稿は正直長すぎます。
思いを伝えたいあまり長文のメールを書いてしまう心理はわかるのですが、長すぎるメールが採用されにくいのにはいくつか理由があります。

①「読むだけで時間がかかる」
よく「尺を食う」みたいな言葉で表現されますが、ラジオ番組とはWEB番組でもある程度の長さが決められており、地上波になると厳密なものになります。例えば「30分番組に、一通読むだけで4分くらいかかるメール」は正直なところ採用しづらいです。あと、パーソナリティさん読むのたいへん。
②「他のメールを圧迫する」
①とほぼ同じ理由なのですが、あまりに長文のメールを紹介することで、尺を食い、「他の方のメールが紹介できなくなる」こともあまりいい印象を与えません。スタッフもパーソナリティも「限られた時間のなかでできるだけたくさんの方の投稿を紹介したい」と考えていますので、一人の方のメールを紹介するだけでコーナーが終わってしまうよりは、複数の方のメールを紹介して盛り上がりたい、ラジオとはそういうものだとお考え下さい。

「じゃあ短ければ短いほどいいんだな」というのも実はちょっと短絡的な考え方で、「アニメ見ました。面白かったです」「イベント参加しました。楽しかったです」だけだと、メールのなかにトークの材料にならないので、「ありがとう」でトークが終わってしまいます。
ある程度の感想を伝えつつ最後に質問を添えることで、パーソナリティさんがしゃべりやすい起点になる、ラジオのメールの役割はそういうところもあるのだと考えてください。
「伝えたいことの要点を絞って伝えつつ、そこからトークが発生させる、ほどよい長さ」、これもメール投稿で採用されたい場合に意識する点となります。例えば…僕が書いたこの文章では長すぎてぼくだったら採用しないです(笑)この5分の1くらいが妥当かなと思います。

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