All You Need Is 気にせんでええスピリット
自宅から車で20分くらいのところに、長女も次女も定期的に通っている病院がある。
うちの場合は特にすぐに治療が必要というわけではなく、『念のため定期的に検査してみましょうか』くらいのものなのだけど、その病院は小児医療に長けた病院なので、全国からたくさんの子供たちが集まっている。なのでうちの娘がすくすくと育っているというだけで、なんというかありがたい気持ちになる。
で、そこの病院の担当の先生がとても素晴らしい人であると同時に、物事をはっきりという人なので信頼できるし、単純に好きなのです。
それまでの医者のイメージだと、物事をはっきり言わないというか、なんかもごもご『まぁ、はっきり大丈夫かはわからないですが、今の所異常はないので様子見ましょうか...』のような感じで言われるイメージだったのだけど(病気に100%というのはないので、はっきり言えないというのもわかるけど。)、その先生は診断結果と今までの判例をもとに、90%以上大丈夫だとわかると、
『この状態であれば90%以上の人が治っているので大丈夫でしょう。ま、10%は何かしら以上出るのですが、それはその時にまた考えますか』
みたいな感じ。医者でこんな感じでズバッとした物言いをする人に会ったことがなかったので、最初は驚いたけど話は早いし楽だと思った。
そして良い先生なので、色々と相談してしまう、例えば、
・ちょっと他の子に比べて体重が重いのですが、運動を多めにした方が良いのでしょうか...?
・(足を骨折した時に)リハビリのような形で、歩く練習をした方が良いのでしょうか...?
・まだうつ伏せしていないのですが、うつ伏せの練習はした方が良いのでしょうか...?
などなど、ちょっと不安になったことや気になったことを聞いてみる、すると先生は決まって、
『気にせんでええ。』
ときっぱり。
『何か異常があったりしたら気にする必要あるけど、その子(うちの子)異常ないから、何も気にせんでええ。普通にしてればええ。』
と言ってくれるのです。
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気にせんでええ。
子育てにおいては子供の所作一つ一つが気になってしまうところだけど、そういう時にこそ私たちには気にせんでええスピリットが必要なのかもしれないと思った。
読んでいただきありがとうございます。