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目に見える幸せ

毎朝、寝室から降りていくと、目の前に見える光景です。

ああ、幸せだなあと思います。

籠が好きで沢山集めていますが、ここには
収穫したハーブなどを入れる、出番の多い籠があります。

真ん中のラッピングされた籠は
昨年の誕生日に娘から贈られたものです。

誕生日の半年ほど前に、娘と立ち寄った雑貨屋さんで
とても気に入って欲しくてたまらなかった籠です。

買おうと思えば買えるけれど、
もうこれ以上モノを増やしてはダメよね、と諦めたのです。

その後、娘はその籠を買ってくれていたようです。
使おうかと思いましたが籠が手に入ったことよりも
気持ちが嬉しくてラッピングのまま
毎朝一番に目に入る場所に置いています。

今日は娘の誕生日です。

いただいた出産祝いのお返しに
ミモザのポプリとカードを添えました。

春の野に咲く花のように 
心優しい娘になりますように
親心をこめて

願い通りの優しい娘に育ってくれました。
そして、今年嫁いで行くことになりました。

私が嫁いでくるときに、母から

もう私の誕生日はいいから、向こうのお母さんに
ちゃんと心を尽くして可愛がってもらいなさい

と言われました。

そうは言われても、母にも義母にも同じように
母の日や誕生日にはお祝いをしてきました。

娘にはそんなことを言わなくても、きっと
ちゃんとするでしょう。

今、世間は断捨離とかミニマリストとか
それが「正しい」という風潮ですが
私は、自分の目に見える場所に好きなものがあることを幸せと感じます。

「殺風景」は好きじゃ無いのです。


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