【失客の原因の一つ①】（9）

スタイルの再現性やコンディション維持のためにトリートメントメニューや店販商品をオススメするのことは多々ありますよね。
美容師目線で判断してしているわけですが、提案の仕方を間違うと失客になることもあります。

お客様がどれだけ素敵になれる提案だとしても、そのお客様のライフスタイルにおいてヘアーに対しての優先順位が低いと、相応以上の提案は「余計な出費をした」という印象がついてしまいます。
かといって何も提案しない方がいいかと言うとそうではなく、そのお客様の優先順位がどの程度なのかを把握し、それに合わせた提案をすることが重要です。

つまり、人によってそれぞれヘアーに使うお金の目安があるということです。

なのでヘアーファッションに対する意識があまり高くない方には料金が上がらない範囲で素敵になれる提案をし、少しずつヘアーへの意識を高めてもらうのがいいのではないでしょうか。

また逆に、意識が高い方に何も提案しないというのも失客につながると考えたほうがいいですね。

満足しているお客様は会計時にレシートを見ずに財布に仕舞われるケースが多いですが、今ひとつ納得していない方はレシート内容をチラッと確認されるという傾向があります。特に今までレシートを見たことがなかった常連客が、今回は内容をチェックしたということがあったらアフターフォローを検討してみてもいいかもしれません。

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