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【資金調達をどこからするか?】(7)

前回(6)で資金調達の前に知っておきたい心得をレクチャーしました。
借りなくて済むのがベスト。借りるならどこからどういうふうに借りるのかということですが、鉄則は金利を出来るだけ低くです。

金利を低く借りるには審査ハードルが高くなり時間がかかります。

だから金利が少し高くなっても簡単にすぐ借りられるほうに流れがちなわけです。

手間暇かけて書類を作っても希望額を減額されたり却下されたりしたら凹むし、また一からやり直しかぁとなりますもんね。

借りる方とすればこれだけ必要だからこれだけ貸してくださいと申請しているわけですが、貸す方はこの人はこれだけ貸して返せるか?というふうに見ているので、減額されたり却下されたりするということは内容の見通しが甘いとみられているということです。

逆に金利が高くて審査基準が低いところというのは回収に自信があるわけです。
だって金利が高くなるということは、より返済のハードルが上がるにもかかわらず回収に自信があるというわけですからちょっと怖いですよね。

だから自分のためにもしっかり財務状況を把握して必要書類を作り、キチンと説明できるようにして金利の低いところから借りるようにしないといけないわけです。

そうなるとまずは親戚縁者に頭を下げてお願いする。
人によっては親戚縁者はとても審査ハードルが低く低利と言えます。

そして、その次に公的金融機関です。

金融機関を利用する場合、公的金融機関+制度融資を組み合わせて借りるというのがかなり金利を抑えることが出来る方法です。

今まで見てきた中では、保証料なし金利0.2%というので借りた事があります。これはもうほとんどタダで借りるみたいなものです。名目金利は3.2%ですが実質金利は0.2%でした。
金利や貸付利率は定期的に変動するものなので貸付の実行日の利率が採用されます。

最近の金融機関というのは自分でリスクを背負いません。担保があっても渋いです。

ではどういう仕組みで貸すかというと、保証協会にリスクを背負ってもらうか、国の予算枠内で貸付ます。なので銀行との面談でいい感触でも保証協会がいいと言わなければ融資は実行されません。

現在の借り入れ状況や返済状況、担当者や時期によっても変わってきます。
これより掘り下げた説明は蛇足になるので省きますが、金融機関から借りるなら自治体の制度融資や斡旋融資、金融公庫、組合や商工会議所の斡旋融資を検討して下さい。

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