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【無駄なコストか?無駄じゃないコストか?】(3)

無駄なコストは出来るだけかけたくない!と思うのは誰しもですね。
しかし、サロン運営で節約のあまり必要なものまでケチってしまい、結果残念なことになっていることがあります。

私が思うのはお客さんに使用する材料や商材はケチるな!です。特にソロ美容師の場合はです。
無駄な量やロスは自分自身が気をつければいいことなので、ロスを無くして質のいいものを適量使ったほうがいい。

コスト削減が必要なところを今一度見直すことも大切な作業の一つでしょう。
高いものを安いものに変えるというのではなく、無駄にロスしているものを減らすとかなり違ってきます。

まず必要なコストとは、お客さんの髪をダメージから守るブロック剤や痛んだ髪を修復する補修剤。質の高いカラー剤やパーマ液、シャンプーやトリートメントなどお客さんに使う材料です。いいモノを使わないとダメです。いい材料を使って喜んでいただいたほうがはるかにいい波及効果があります。

高いものということではなく、いいものをチョイスできるというのも技術のうちの一つです。
お店によっては、店で使うシャンプーは恐ろしく安いのを使い店販商品は高いものを並べて高級店に見せているところもあるし、ダメージを軽減できることは分かっているけれどコストが高くなるので取り入れていないところなどあります。
ダメージするからトリートメントメニューを追加しましょう!と勧めるわけです。
トリートメントメニューなど追加メニューをやらない方は勧めてもやらないので強引に勧めると失脚に繋がります。
普段からいい材料を使いきちんと説明をしながらスタイルを作ると仕上がりの違いや取り組む姿勢が伝わるので普段やらない方も時としてされるようになります。そしてなんと言っても仕上がりがいい。使っていて気持ちがいいです。仕事のテンションだって変わります!

美容師のアシスタントがアカギレだらけで痛々しい手をしているのを見るとそのサロンのお客さんに対する姿勢が分かります。私の場合、パーマの付け巻きや縮毛矯正などほとんどの施術で手袋はしません。
一人施術なので全てのお客さんのシャンプーや流しもするわけですが手は荒れていません。
肌が強いという訳ではなく、いい材料を使って適切に対応すれば、特別アレルギーなどがなければそれほど荒れたりしないということです。

グレードの高いシャンプーなどの材料でも業務サイズになると随分と割安になるのもあるし、少しまとめて取るとディーラーは添付してくれたりしますよね。
過剰な在庫は抱えたくないけれど仕入れる物や仕入先を検討したり交渉したりしてみるのもいいでしょう。

無駄なコストはというと、過剰なネット関連のプラン料金、ポスレジなどの経理、顧客管理のシステム費、広告やホームページにかかる費用、SEO対策費用などですが高い費用をかけなくても他に効果があるものがあります。
大手や安売りチェーン店がかけているコストがソロ美容師には必要のないものがたくさんあります。

そして、それら物質的なもの以外にもさまざまなコストがありますが、サービスと称した各種割引を簡単に行うのも無駄なコストの一つと考えたほうがいいですね。
通勤時間やキャンセルなどで空いてしまう時間ロスもコストでしょう。

集客を期待して費用を間違ったところにつぎ込んでしまうことがありますがまだまだ検討の余地は沢山あります。
無駄な経費を減らす=収入が増えるですよ。

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