勤めていると年末調整等により通常は確定申告の必要がありませんが下記のいずれかに該当する場合は確定申告が必要になります。
大抵は医療費控除の申告ぐらいが当てはまる確定申告ですが、した方がいい人の説明も申告期限が近いので簡単に説明しますね。

1月1日から12月31日までの1年間の所得について自主的に所得金額や税額等を計算し、翌年の2月16日から3月15日までの間に、住所のある税務署で申告します。

確定申告が必要な人…

・主たる給与等の収入金額が2000万円を超える場合

・主たる給与等以外の所得の合計額が20万円を超える場合(主たる給与等以外の所得の合計額が20万円以下の場合には確定申告の必要はないが住民税の申告は必要になります)

これってパチンコや競馬などで儲けたものも本来は申告しないといけないんですよね。ちなみに宝くじは申告しなくてもいいんです。

・同族会社の役員等でその法人から給与等以外に貸付金の利子や資産の賃貸料を受けている場合。ようは2ヶ所以外から給与の支払いを受けている人

確定申告したほうがいい人…

雑損控除、医療費控除、寄付金控除、配当控除、住宅借入金等特別控除の適用が受けられる場合

雑損控除…自身の資産について災害や盗難などによって損害を受けた場合に、その損失の一部を所得から差し引くことができる

医療費控除…家族みんなの医療費が10万円以上ある人(総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5％を超えた人)
美容や予防のために使った医療費は認められませんが、治療や医師の指示のもとに使ったものはおおむね認められる。通院にかかった交通費なども。人間ドックの検診費用は検診で治療が必要な事柄が見つかり治療した場合には認められます。

面倒かもしれませんが納めた税金がちょっとでも返ってくるなら、まあアルバイトしたつもりでやってみてはいかがでしょう？

寄付金控除、配当控除、住宅借入金等特別控除などいろんな控除がありますが詳しくはまたの機会に。

会社の場合は法人税の確定申告が必要です。

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