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読書の記録 円満字二郎『漢字が日本語になるまで』

遥か昔、中国から伝わった漢字は日本流にアレンジされ、ひらがなやカタカナを生み、音読みと訓読みを駆使して実に巧みに我々の暮らしを支える存在になり得ています。

ひらがなで「こうしょう」と書かれていても意味はわかりませんが、「交渉」「高尚」「校章」「考証」「工商」「公傷」・・・漢字で書けば、字面でなんとなく意味がわかるのは漢字の最大の長所であると思います。この「なんとなく意味がわかる」ということによって、日常生活がとても楽になっていると思います。

この「漢字」ってやつが、どんな風に伝わり、どんな風にアレンジされ、どんな風な歩みを経て、今の形になったのか、っていう、非常に好奇心をくすぐられるテーマについて、実に親切で丁寧な語り口で書かれています。

10代の身近なQuestionに答え、探求(Quest)することの大切さを伝える「ちくまQブックス」シリーズ第2弾3作め。

#令和4年読書の記録  
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