気が滅入るのでコロナ関連のニュースはほぼ容れていない。この一年、色々経験して得たライフハックだ。

そしてとりあえず感染症の対策はわかっている。人の多いところはなるべく避ける、屋内ではマスクを付ける、こまめな手指の消毒をする、飲み会や会食を避ける。過剰に恐れない、過剰に油断しない、情報は常にアップデートする、信頼できる情報源を確保しておく。そんな感じの日々が僕のニューノーマルというやつで。

夕食時に流していたNHKのニュースは見なくなった。元々報道メディアなる存在には胡散臭さを感じていたが、新型コロナに際して、ただひたすら大きな数字を報じて不安を煽り、とりあえず耳目を集められれば良いという方向についに拒否反応が出た。曜日別では最大の感染者数！ってなんや。じゃあ曜日別の退院者数も報道してくれや。

とはいえSNSでは嫌でも目に入る

年末に向けて弛緩した空気を感じていたけど、案の定、感染者数の増加は免れなかった。僕の住む田舎ですら2021年1月7日現在、実効再生産数は１前後をウロウロしている。

県からの発表は逐一チェックはしてるけど、状況から察するに忘年会や会食といった類の行動に端を発する感染と思われた。ここで表題の回収だ。きみらって日常的に会食やら飲み会やらしてたのね。

別にそれを咎める気もないけど、いわゆるオタク以外の一般人と言われる人らの日常的なエンタメって飲み会だったんだ！と改めて思い至った。飲み会が出来ないならzoom飲み会をやろう！というのもその日常的エンタメの代替だったんだ。知らなかった。

新型コロナはコスパが最悪

出来る限りの対策をしていても、実効再生産数が１を切っていない現状、僕も感染するかもしれない。対策をしているから感染しない、という保障はない。ただ感染する角度を下げるだけだ。

僕はオタクなので、人との会食なんてコミケ時に上京した時ぐらいしかないし、そもそも新型コロナ以前から飲み会には行かないタイプだった。行きたい時は喋りたい人に声をかけるけど、飲みに行くような友人は４人以上いない。今の時代にマッチした人類とも言える。

新型コロナは感染後の生活環境における様々なコストパフォーマンスが極悪に悪い。利用した店は営業停止だろうし、自分は仕事には行けないし、発症すれば当然「健康〜！戻ってきてくれ〜！」という精神状態になり、治ったとしても後遺症、或いは死に至るかもしれない（死ぬならまだしも後遺症は特に最悪）。さらには医療従事者や感染経路への調査する保険員のリソースを割き、病院を圧迫し、同居人にも検査をさせ…等々、とにかく自分にも周囲にも本格的に迷惑千万極まりない。

それを鑑みてもなお、会食や飲み会をしよう…という性根は理解を超えている。まぁ大体の人は鑑みてもないかもしれないが、それでもなかなかの博打打ちだなと思っている。