転職活動中にしんどかったこと3選|転職活動奮闘記 Vol.09

今回は、僕が転職活動中に「しんどいな〜」と感じていたことを、3つ紹介したいと思います。

まずは、ざっくりと僕についての前提情報を。

  • 36歳

  • 新卒で入った大企業で13年勤務

  • 現職は営業職

  • 家族は、妻と息子(7歳)と娘(4歳)

  • 出身は東京で、仕事の転勤により愛知在住

  • 現職の食品メーカーから、未経験のIT/Web業界への転職を目指している

  • 転職活動期間は2023年8月中旬〜12月中旬

こんな感じのやつです。
では、1つずつ紹介していきます。

面談・面接のスケジュール調整が難しい

面談や面接が始まると、スケジュール管理をする必要があります。
企業の選考は平日に行われ、時間帯は10時開始から夜は遅くても「20時開始」といったパターンが多いです。

平日は基本的に本業があるので、選択肢としては…
①早めに帰宅して、夜の時間帯に自宅で面接する
②本業の休憩時間などに、Wi-Fiがあり、かつ個室が使える環境で面接する
③平日に本業を休み、日中に自宅で面接る
のパターンが考えられます。

夜の時間帯に自宅で

①の場合、まずは早く帰宅できそうな日の夜に面接を設定します。
そして、急いで帰宅して、子どもたちを早めにお風呂に入れるなどして、20時前にはパソコンの前でスタンバイする、という形になります。
このパターンだと、かなりバタバタしますし、隣の部屋に家族がいると意外と集中できなかったりします。
なので、個人的にはあまり好きではなかったですね。

日中に会社の外で

僕は営業職なので、基本的に日中は社用車で外に出ます。なので、②のパターンが可能でした。内勤業務の職種だと、このパターンは難しいですね。
あんまり大きな声で言えないですが、②のパターンが一番多かったように思います。
快活クラブやコワーキングスペースの個室を利用しましたね。
ただ、地味にお金がかかるので、これはこれで金銭的な負担が増えるデメリットもあります。
まあ、他の営業マンもけっこう社用車で昼寝とかしてるし、いいでしょう!笑
むしろ、これくらいのしたたかさは必要だと思っています。

平日に休みを取って自宅で

最後に③ですね。
僕の場合、休日は「月に9回を振り分ける」といった形だったので、わりと平日休みも取りやすかったです。
とはいえ、お客さんとの兼ね合いもあるので、自由に平日休みが取れるというわけではありませんでした。
なので、平日休みを取って、その日は午前中から夕方にかけてまとめて面接の予定を入れていました。
多いだと、1日に4回とか。笑
その中でも、志望度の高い企業・そうでない企業あるので、エネルギーの分配も変わってきますよね。
さすがに1日に4回も面接があると、最後はだいぶ消耗してました。笑

パートナーの理解を得るのが難しい

家族がいると、当たり前ですが自分の意向だけでは転職することは難しいです。
そもそも何で転職するのか?今よりも少しでも人生を豊かにしたい。
そうなると、家族の理解を得ないまま転職したとしても、その先の目的には近づけないですよね。

引越し問題

僕の場合は、いわゆる「IT系」の会社を中心に探していました。
なんでこのタイミングで業界を変えてIT系なのかという理由は、ここで書くと長くなってしまうので、以前の記事を読んでもらえればと思います。

IT系の会社となると、必然的に東京がほとんどです。
なので、仮に転職先が東京になったとしたら、引っ越しも考えなければなりません。

この辺りも妻と何度か話し合って、時に衝突してしまいました。
妻としては、
・子どもの意思を最優先に尊重したい
・娘が幼稚園を卒園するまで、あと2年は引っ越したくない
・単身赴任は、頼れる人がいない(妻の実家は和歌山で、僕の実家は東京)ので、現実的ではない
・フルリモートなら良い
といった意見でした。

僕としては、
・子どもの意思も大事だけど、「自分がどう生きたいか」、自分の人生を大事にしたい
・引っ越すなら、子どもが小さいうちの方が良いのではないか
・フルリモートは経験やスキル的に難しい
といった考えでした。

この辺りは、お互いの価値観や人生観にも関わってきますし、お互いが100%納得できるような転職は難しいなと実感しましたね。

また、この時に強く感じたのは、
「現状維持バイアス」
です。
妻の話を聞いていると、結局は今の現状が変化することへの恐れや不安がほとんどなのだろうと思いました。

転職によって、何を変えたいのか。
また何を捨てるのか。何を諦めるのか。
この辺りを、お互いにしっかりと共通認識として持っておかないと、話し合っても価値観のぶつけ合いになってしまいます。

もしかしたら、身近な妻へのプレゼンも転職活動の一環なのかもしれませんね。笑

年収問題

年収に関しては、業界を変えて未経験での転職となるので、下がるのが前提と考えていました。
その点については、妻もある程度理解はしてくれていたような気はします。
とはいえ、妻としては
「今の生活水準は絶対落としたくない」
というスタンスでした。

なので、僕はあらためて「今の生活にはどれくらい必要なのか。」ということを見える化しようと、数字を細かく出そうとしたら、なぜか妻は機嫌が悪くなりました。笑

仲間がいない

転職活動ではそうなってしまうのも仕方がないとは思いますが、同じような状況で、同じようなペースで転職活動を行なっているような人が身近にいなかったので「孤独」でしたね。

前に受講したスクールの同期の方や、エージェントの方に相談することはできましたが、同じ目線で相談し合える仲間がいたら良かったなと思います。
まあそれはそれで、変に相手と比べて焦ってしまうというデメリットもありそうですが。笑


以上、いろいろと転職活動中にしんどかったことを書いてきました。
転職活動を終えてみて振り返って思うことは…
「よく頑張ったな、おれ!」
ということです。笑

これも僕の人生において、乗り越えるべきハードルだったんだろうなと思いますね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

転職体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?