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共働き→W育休→W時短勤務で2歳の子と過ごすパパの1日

べつにパパなのに育休取ったから、パパなのに時短勤務だから、なんなんだって話なんですけど。
ただ我が家は、社会的にサンプルがなかなか少ない家庭運営をしているのは確かみたいです。

そこで、「家事育児の負担はどちらかと言うとママさんに傾きがちである世の中に違和感がある」パパさんやその家族の方に参考になれば、と我が家の普段の過ごし方を書いてみます。


うちの夫婦は共働き。コロナ前までは2人とも22時〜24時帰りのハードワーカーでした。

2021年冬には、私は子どもが産まれる数日前から有休消化して産まれたらそのまま育休へ。妻と一緒に、子どもが1歳の春に保育園に入るまで、1年4ヶ月間をW育休で過ごしました。

そして2023年春から、W時短勤務です。この頃までには、数回の家族会議(穏やかな話し合いばかりではなかったですが苦笑)を経て、私が育児メイン担当、妻が仕事メイン担当と役割分担されました。私はしばらく数年は時短勤務でフルには戻らないという覚悟のもと時短復帰。妻はひとまず時短復帰するものの次第にフル勤務になる予定でした。ところが妻にも育児への思いがあってなんだかんだと時短勤務のままもうすぐ1年。

そんないまです。


朝は、私が6時40分に起床。1人で顔洗ったりして後は着替えれば出勤できる状態にします。パンとか子どもの朝ごはんを準備して7時過ぎに子どもを起こします。

まぁ、すんなりとは起きないです。なんとまあ手強い。まどろむのが楽しいのか、ベッドでキャッキャしてます。なんだかんだで15分や20分かかることもざらです。それでもなんとか起こして、朝ごはんを食べたりして時刻は7時45分。

「おかあさんといっしょ」が始まるので、子どもにはテレビを観てもらって、その間に私は朝ごはんの片付け。ちなみに私の朝ごはんはだいたい夕飯の残りおかずと米、子どもはパンが多いです。
子どもの朝ごはんはこれまでホットケーキの冷凍作り置き、フレンチトーストの冷凍作り置きがメインでしたが、2月に入ってからアンパンマンのスナックパンを食べてくれることがわかり、週末の作り置きが段違いに楽になりました。

妻は7時45分から起きてきます。そして子どものお世話は妻にパス。私は出社の日は8時過ぎに家を出ます。妻が子どもの着替えとか身支度をして、8時半頃に保育園へ出発。
ちょうど朝は7時から45分間は私、そこから8時半までの45分間は妻という分担です(もちろんこんなきれいに分担されない日も多いですが)。ちなみに朝の送りは妻が週4、私が週1です。

そして夕方。
私は16時半に仕事終わり。在宅の日にはそこから少しゆっくりしつつ軽く夕飯の準備をします。私がご飯担当大臣で、妻が掃除ほか家事大臣なのです。夕飯作りといっても、平日は焼くだけとかチンだけにするのでそんなに手間はかけないです。在宅の日はホットクックでかぼちゃの煮物くらいは仕掛けたりします。
調理よりも献立づくりが面倒なのですが、だいたい土曜日に1週間分の献立を考えてホワイトボードに書いておきます。考える時間と作業する時間は分けたほうが動きが早くなるのは仕事と同じですね。

17時40分にはぼちぼち子どもをお迎えに行きます。私が週4、妻は週1。送りの回数の真逆です。歩いて5分強くらいの距離にある保育園ですが、近頃はもっぱら自転車です。入園当初は抱っこ紐だったのに、夏前にベビーカーになって、秋には歩きになって、12月には自転車になって、と進化しました。歩いてもいいんですけど、自由に遊びすぎるので自転車で運ばせてもらってます。近頃は自転車で保育園に行ったのに「あるく!」と出張されて困ったりもしますけど。たとえ歩いてもヘルメットは被りたいらしいです。かわいい。

18時5分頃、子どもを連れて家に帰宅。妻も仕事を終えて家にいます。帰ったらまずは踏み台に登ってもらって一緒に手洗い。靴下を脱がして足の裏も拭きます。そしてここで全身部屋着に着替えさせます。保育園からいろんな風邪をもらってきて一家共倒れになることを避けるため、やりすぎかもですが厳重に対応。

子どもは帰るとテレビタイム。「おかあさんといっしょ、シナぷしゅ、アンパンマン、いないいないばあ、どれ?」と聞くと観たいものを答えてくれます。だいたいアンパンマンですがリクエストに応えたり応えなかったりします(ごめん)。テレビを見てもらっている間、私は夕飯の準備。冷凍をあっためたり、炊きたて熱々ご飯を冷ましたりとか。親のご飯もここで焼いたりとかチンしたりとか。並行して妻が子どもを着替えさせたり、保育園から持ち帰った汚れた着替え類をあれこれしたり、洗濯終わったものをたたんだり、風呂を洗ったり(シュッってして1分後に流すだけのやつ)してます。
もちろん子どもがおとなしくテレビを観てることは少ないので時々親のどちらかがお呼ばれしながら一緒にテレビ観ます。そのときに空いた親がカバーして家事をします。

18時40分頃から食べて19時15分くらいには終わることが多いかなと。子どもはなかなか椅子に座ったままでいられず。親の膝の上で食べたがるとか、親の大きいスプーンがほしいとか、大きいコップがほしいとか。叶えてあげるとご満悦。だけどご飯を食べるとは限らない。手作りバーモントカレー甘口はうそみたいに食べます。2月からはほぼ大人と一緒のものをあげるようにしました。

そして夕方19時半すぎに、親のどちらかが1人で入浴。これは日替わりです。私がお風呂の日には、私が自分の体を洗い終わったら呼び出しボタンを押して、子どもを迎え入れて子どもと一緒に入浴。子どもが洗い終わったら、また呼び出しボタンを押して、妻に子どもをパス。ほぼ同時に私も浴室から出て、次は子どものドライヤーです。だいたい子どもの気を引いたりする役と、ドライヤーで髪を乾かす実行役に夫婦分担します。最近はドライヤーも自分でやりたがって、思うようにはいかないですが。
あと子どもをお風呂へ送り出したあとも、妻は寝室のクーラーつけて部屋を温めたり、加湿器セットしたり、寝るための準備を整えてます。

そんなこんなでドライヤーが終わると20時10分〜30分くらいですかね。このあとは歯磨きをしてもらって、21時目安で寝室へ連れて行きます。寝かしつけも日替わり担当です。お風呂を担当した方がそのまま寝かしつけも担当します。だから、寝かしつけのない方はこのあと1人でお風呂へゆっくり入って一日が終わりです。寝かしつけ担当は21時半に寝かしつけできたらスムーズだなって感じです。

そんなこんなでだいたい22時頃からようやく揃って一息つけます。土日はここから夫婦で桃鉄やったりもします。23時すぎにはぼちぼち寝ちゃうんですけども。


世の中多くの家庭は日によってワンオペで子どもの世話をすることもざらだと思いますが、我が家は基本的にすべて2人体制育児です。食事もお風呂上がりもドライヤーも歯磨きも。

とはいえこれがベストという気もしていなくて、「1人でできることをわざわざ2人でやってる」気もします。
ただ、このへんは育児への向き不向きとかもあるし、何に負担を感じるかはそれぞれなので。私にとっては楽なことも、妻にとってはイコールではないということで。

育児を始めて2年と少し経ちました。
子育ては驚きと発見と感動の連続で、合間に苛立ちとか疲労とかが挟まるのは事実ですが、とても尊い体験だなと思います。
あとは、生活全体のバランスですよね。
育児にどこまで時間と労力を割くか、仕事にかけるパワーの配分はどれくらいか、自分1人の個人の時間はどう大切にするか。

育児自体にはありがたいことにそこまで悩みはないですけど、生活のバランスはいまがベストというわけでもなく(W時短を続けて稼ぎはどうしようかとか、時短だと明らかに昇進しにくいなとか)、子どもの成長に合わせながら少しずつより良い形を探していくのだなという感じです。そこの考え事の方が根深いですね。これから40代に入る自分が子どもの成長とともにどう生きたいかって話でもあるので。

わりと極端に育児に集中して時間と労力と年収(削ってますから)をかけている家庭です。いまのリアルな姿を晒して残しておきます。

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