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1冊100円! 豆本写真集の作り方

撮影した写真をどのように活用するのか、また活用によって撮影のモチベーションを上げていくということが写真体験にとって重要な課題になっています。

言うまでもなく写真をSNSにアップして沢山の人に観てもらうことは大きな活用方法ですが、もっとパーソナルで家族や子供たちにも楽しめるものは無いかと考えていました。

お金を掛ければさまざまなサービスがありますが、SNSのようにもっと日常的でコミュニケーションに繋がるものとして100円で作れる豆本写真集を提案します。


都市インフラとしてのコンビニ・マルチコピー機を活用

ちょっと大きめのショッピングセンターでは気軽に写真プリントをする機械が設置され多くの人が利用しています。これを使っても良いのですがもっと気軽にプリントできる方法を提案します。

コンビニに置かれたマルチコピー機は行政の書類を出力するなど様々な役割を持っており都市インフラの一つとなっています。今回はネットワークプリント機能を使って小さなフォトアルバムを作ってみます。

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AdobeXDでプリントデータを作成する

今回の豆本写真集はスマホアプリとして実現することを想定していますが、今回はプロトタイプとしてAdobeXDを使ってプリント用のデータを作成していきます。

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左側の枠に写真をドロップしていくと、右側のプリント枠に写真が自動で配置されます。このテンプレートの良いところは写真集になったときのページ構成を事前にプレビューできるところです。

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テンプレートはコチラ


写真を選んで構成する

用意したレイアウト用のテンプレートに対して、今回は小さな生き物たちの写真を選んでいきます。

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写真をドロップしながらページ構成を確認し枠を埋めていきます。それが終わると右側のアートボードを選択して 書き出し>選択したオブジェクト でPDFを作成します。


ネットワークプリントに文書としてアップロード

ネットワークプリントの文書印刷は白黒が20円、カラーが100円です。今回はA3の1枚プリントに24カットを入れているので、そのまま豆本写真集の値段になります。

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プリントを豆本にする

この記事のもっとも重要なところです。テンプレートに折れ線をいれてあるのでそれに合わせて折っていきます。

最初に横方向に折ります

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次に縦方向に折ります

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表紙に切り目線があるのでそこにハサミを入れます


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ビニール結束ワイヤーで本を綴じます

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上下のつながりをカットする

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完成

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白黒なら1冊20円で作れるので、本当に気軽に作ることができます。

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