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ゲーム=>カメラ=>クルマ

この3つには、モノと人の関係(UI)にいくつかの共通点があります。

①刻々と変化する状況に応じてユーザーがタイミングよく対応しなければならない

②状況は自然や社会・人間が作り出し、多様で予測できない

③状況とユーザーの間に人工知能(AI)が入り込んで失敗を無くそうとしている

④完全な自動化(失敗しない)ではなく、ユーザーにコントロールの余地を残すことが求められている

他にも、一部の音楽(楽器)やスポーツにも共通の要素を持つものがあります。

利用状況の全てとは言えませんが、ユーザーが楽しむことが目的になっている点でも共通しています。(むしろそれが本質であり、そのために上記の4つの共通点があると言えます。)

カメラでAIと人の理解を深める

ゲームは基本的にバーチャルなものですが、ポケモンGoやイングレスなどはリアル上でおこなわれ、良いことも悪いことも現実に起きました。

これがカメラであれば、失敗したり、傑作が生まれたりしています。
クルマならもっと大きなことになります。

複雑な状況の中で、誰もがそれぞれのレベルで楽しめるようにするためには、高度なUIの存在が欠かせず、将来的にはAIと人のコラボレーションが当たり前になってきます。

私はずっと、社会でAIが利用され始める順番が表題の順番になることで、AIも人もお互いの理解が進んで、AIの導入がよりスムーズになると思ってきました。

中でもカメラのところで、AIと人が助け合うモデルが成長し、クルマへとつながっていくのがベストストーリーだと思っていましたが、どうも世の中はそのように動いていません。

原因としては、スマホの登場でカメラビジネスが苦しくなり、新しい技術に投資ができなかった(一流のAIエンジニアを雇うことができなかった)ということや、
保守的で閉鎖的なメーカーが多い?など色々と考えられますが、これからオリンピックまでの2年間で、なにかビックリするようなことが起きて欲しいと願っています。


ゲームデザイナー✖カメラデザイナー

写真撮影はリアル時空間に対するゲームのようなものなので、ゲームデザイナーが次のキャリアとして、カメラを選んでくれないだろうか。

イングレスのように撮影タスクを通して、世界の素敵なものを謎のエネルギーにするようなゲームで、人々を外に駆り出していければ素晴らしいと思います。

チーム撮影などもそんなとことから受け入れられていくのかもしれません。

ゲーム関係の方に「デジカメUI入門」を読んでもらえるときっとなにか共通点を見つけてもらえると思います。

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