見出し画像

一歩踏み出す勇気がつながりを生む 7月行灯制作チーム「住人十色」

今年で2回目の参加となる「住人十色」はどんなチームなのでしょう。

木下工務店が令和3年2月10日に新社屋兼カフェを併設するモデルルームを完成させ、それと同時に住人十色㈱木下工務店と呼名も変更しました。
好みや性格などが違うことを示す「十人十色」という四字熟語をアレンジしたものです。

場所は岐阜市大脇、ナビを見ながら取材に向かっていると……
年に一度健康診断を受けに来る「ぎふ総合健診センター」のすぐ南ではないですか!

次回から健診の後は、住人十色さんの併設カフェ「toiro tea STAND」に寄って
自家製ドリンクをいただきたいです。


「住まいの主治医でありたい」と住む人と向き合う家づくりをしている木下社長、「住と食の両面から、皆様に健康で穏やかな生活を送っていただきたい」という想いでカフェを営む奥様の詩乃さん。
お二人の優しい笑顔が人と人をつなぎ、こよみのよぶねの制作にも多様な方が集まります。


和紙貼りには小学生も参加してくれました。
出来上がった行灯に色を入れるのは地元のアーティストさんたち。
完成した行灯を見るのが楽しみです。

初参加だった昨年の制作時には、色を濃く塗りすぎて光が通らず暗い印象になってしまい、やり直したそう。
その経験は今年の制作に活かされますね。

今年の参加を決めたとき、テレビでは連日のように破壊された街が映し出されていました。世界平和を願って、行灯の色はウクライナカラーの青と黄色に決めたそうです。

平和の象徴、鳩もいますね。


作ることが好きな木下社長。
「竹を組む、和紙を貼る、色を塗る、行灯を作る作業ひとつひとつに心をこめて、家づくりと同じ思いで取り組んでいます」


「こよみのよぶねに参加するときには一歩踏み出す勇気がいりました。最後まで作るという責任もある。それでも作っていく中でいろんな方とつながりができました。長良川に浮かぶ行灯を見て感動したと話してくれた方もいます」

細やかな作り、小さなお子さんも一緒に作った行灯が、今年も誰かの心を打つでしょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?