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猫と心理学

正月だけですでに2キロ太りました。
明けましておめでとうございます。

ちょうど1か月前、あるyoutubeの動画バズったのはご存じでしょうか?
ある青年が趣味の釣りをしていたところ、たまたま赤ちゃん猫が海で溺れていて奇跡的に救出することができた動画。

この動画に出ている猫ちゃんを、動画主が保護猫として飼うことになるのですが、この猫ちゃんが可愛いこと可愛いこと。
そして妻にこの動画を共有したところ、何かスイッチを踏んでしまったようで、妻の猫飼いたい欲が爆発してしまいました。笑

ということで、先月から何人かのブリーダーさんとオンラインで面談をしたり、現地に身に行ったり、ペットショップにも足を運び、散々迷った挙句昨日一匹を選びました。

最終的にこの子がよい!と妻も自分も同じ子猫で一致したのですが、妻に決めてを聞いたところ、理由が自分と全く一緒でした。

決めては、「このブリーダーさんから子猫を引き取りたい」という理由でした。一見、決め手になる理由は、猫の可愛さや色とか性格とか、そのようなものになると踏んでいましたが、なぜ「ブリーダーさんが良いから」という理由で選んでしまったのか、どんな心理学や行動経済学的な効果が働いているのか考えてみました。

  1. 信頼と信用の心理学:人は信頼できると感じる個人や組織から購入する傾向がある。心理学的には、知らない人や組織よりも、知っている、または信頼できると感じる人から購入する方が、あらゆる面でリスクが低いと感じられる。今回の例で言いますと、購入を決めたブリーダーさんの人柄がよく、いいことも悪いことも丁寧に伝えてくれる。こちらは猫を飼うのが初めてであったため、このブリーダーさんからであれば大丈夫という安心感を感じられた。

  2. 確証バイアス:人は自分の既存の信念や意見に合致する情報を好む。今回の件ですと、「いいことも悪いことも言ってくれる人は信頼できる人だ」「本当に猫が好きな人に悪い人はいない」といった、過去の体験からポジティブなバイアスが入っていた可能性がある。

  3. ジャムの法則:人間の選択肢に対する行動のことで、検討できる選択肢が増えると逆に選択が難しくなるという法則。今回、多くの子猫を見すぎたせいで、性格やお顔、色などはどれも良いと感じてしまい決められなかったという背景があった。そのため、選択肢が多い猫の性格や色、可愛さ以外のところで判断するように脳が働いた。

他にも考えれば出てきますが、何事の決定にも心理学や行動経済学の理論が隠れているわけですね。引き取りは1月末。これからの生活が一層楽しみです。また新しい家族が増えたら報告します。


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