「もうすぐだね」
「うん、いよいよだよ!」
「楽しみだねー。」
「ワクワクするよ!」

今日も りこちゃんとこざる達は いつものように
楽しくワイワイお喋りしながら、 皆で一緒に夕飯を食べて、
食後のお茶を飲みました。

りこちゃんは、もう夢の中です。
こざる達は、賑やかにお喋りしながら いつものコーヒータイムです。

「いよいよ、ラグビーワールドカップが開幕するんだよ!」
「皆で、特集番組を見て、勉強しているんだ!」
こざる達は、ふむふむと納得しながら、テレビを見ています。

「へー、国籍が違っても、代表になれるんだね。」
「ほかのスポーツは、違うよね。」
「うん、その国の国籍がないと、代表にはなれないよ。」

ラグビーでは、３年間継続して居住すれば、
国籍に関係なく代表資格を取得できます。

「なんだか新しいね!」
「今の時代に合っている気がするよ。」
「多様性だね!」
皆、うんうん頷きます。

「国籍は、普通は持って生まれたものだから、
自分では選べないよね。」
「そうだね、選ぶものではないよね。」
「でも、ラグビーみたいに、実際に住んでいる国の代表になれるってことは、
自分で選んでいるわけだよね。」
「そうか、そうだね。」
「そういう考え方、新しくていいなって思うなー。」

確かに新しい物の見方です。

「今まで当たり前って思ってきたことも、
違う角度から見ると、また全然違って見えるだろうし。」
「そういう考え方って、必要だよね。」

風通しが良くなる気がします。

番組では、ラグビーの精神の話をしています。

「ONE FOR ALL ALL FOR ONEっていうんだね。」
「1人はみんなの為に、みんなは1人の為に、っていう意味なんだ。」
「あー、なんだかいいね! 」

トライは、最後に決めた選手の前に、何人もの選手、
チーム全員がボールをつないだ結果です。

「だからトライを決めた選手が、サッカーとか他のスポーツのように派手なパフォーマンスをしないんだ!」
「皆で決めたトライなんだね。」
「りこちゃんと ぼく達みたいだよー。」
皆、うんうん頷きます。

りこちゃんと こざる達は、皆で支え合って生きています。
他の多くの人達もそうです。

「ラグビーワールドカップ、楽しみだね。」

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
明日はまた晴れるようです。
よい毎日でありますように (^_^)