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PAPER COLLECTIVE MAGAZINE:Nina Bruun のミニマルなグラフィックアート

コペンハーゲンのクリエーター、Nina Bruun のもとを訪ね、インスピレーションと Paper Collective と行うアートプリント作品について話を聞きました。彼女がどのようにして、小さくてささやかなことからインスピレーションを得ているのか、彼女の美しいスタジオと作業工程とともに垣間見ることができるでしょう。


Nina Bruun は、デンマーク王立デザインアカデミーで教育を受けたデンマークのデザイナーです。

デザイナーでありながら業界の専門家でもある Nina は、インテリアのトレンド、色彩の知識、デザイン予測の第一人者として、北欧のデザインシーンでニッチを切り開いてきました。

「Red Dot Design Award」を受賞し、ニューヨークにあるミュージアム・アーツ・アンド・デザインにも作品が常設展示されています。


インスピレーションはどうやって見つけるのですか?(インタビュアー:Paper Collective)

ありきたりの言葉に聞こえるかもしれませんが、私はあらゆるところでインスピレーションを探しています。特に旅をして、新しい文化を体験するときですね。でも正直なところ、出会った人々、街の色、建築物、ファッション、本、食べ物などからインスピレーションを受けると思います。インスピレーションを探す場所に制限はありません。自分の目と心をオープンにしておくことが大切なんです。(Nina)


アートプリントという媒体を使ってどのように仕事をするのでしょう?
プロダクトや家具、空間デザインに携わる場合と比較して教えてください。

クリエイティブなプロセスは、プロジェクトによって異なります。

プロダクトデザインについて話すなら、それがあらかじめ決まっているプロジェクトなのか、クライアントに売り込む製品なのかによりますよね。でも大まかに言うと、あらかじめ決まっているのであれば、私は多くのリサーチを行いニーズを絞り込んでから精神的にも紙の上でもスケッチをはじめ、それから3Dモデリングとプロトタイピングに進みます。

印刷メディアを扱う場合は、そのプロセスはより芸術的なアプローチによって形成することが多く、コンセプトはアイデアや表現したい願望、雰囲気を作り出したいという願望から生まれます。機能をメインにするのが目的ではないという事実は、プロセスに自由を与えてくれるんです。


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▼Nina Bruun の作品はこちら


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