KOZO Yamada|NFTプロデューサー|山田耕三

専門はNFTゲームとGameFi。テレビ東京にて番組制作を担当し、独立。2022年1月…

KOZO Yamada|NFTプロデューサー|山田耕三

専門はNFTゲームとGameFi。テレビ東京にて番組制作を担当し、独立。2022年1月、Play to Earnトークン「DEAPcoin(DEP)」を日本初上場に導く。DEA共同創業者兼共同CEO。→ https://twitter.com/kozo_tx

最近の記事

Web3に結局 何ができるのか?2023年9月現在 1つの回答 〜(注)あくまで1事業者の見解です

2022年9月30日に宣言された「#web3ならできる」に名を連ねた事業者の1つとして、「Web3に結局 何ができるのか?」2023年9月現在の回答をまとめたいと思います。 このnoteは、下記2つの論考の続編になるものですので、お時間が許せば下記も合わせてご一読いただけると幸いです。 いつものごとく難しいプロトコルやチェーンの話は一切出てきませんのでご安心ください。 先に結論から。 「Web3に結局 何ができるのか?」そんなことよりPlayMiningの基軸通貨で

    • 【完全解説】ゲームで遊ぶとお金が稼げるカラクリ

      今回は、おそらくほとんどのみなさんが腹落ちできていない 「どうしてゲームで遊ぶと、お金が稼げる(Play to Earn)のか?」 のカラクリについて「トークン経済の仕組み」の側面からではなく、 経済市場との関係で、解説したいと思います。 これまで「トークン経済の仕組み」については、 いくつかのnoteで解説を試みてきました。 今回は、もっと本丸の話を、シンプルに紐解いていきます。 「ゲームで遊んでお金が稼げるなんてこと、あるわけない」 「ゲームは、そもそも遊ぶ人がお金

      • 「メタバースとは何か?」答えを見つけたよ─GameFi“究極の価値”とは

        いま世界の株式市場、クリプト市場が急落しています。 この「冬の再来」を予期していたようにWeb3を牽引する最強のVC、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)はこんなレポートを発表していました。 この図は、クリプト市場における「価格と革新」の4段階のサイクルを表しています。 そして、いま4つ目の季節、 「開発:サービス・プロダクトの開発プロジェクトの発足」の時期が到来したということです。 このサイクルによると、開発期が終われば、 価値あるプロダクトやサービスがリリース

        • 爆伸するSTEPNは、世界を変える「X to Earn」の序章である

          歩くと稼げるNFTゲーム「STEPN」が、にわかに驚異的な成果を挙げています。 このnoteでは、STEPNについて、わかりやすく紐解きますが、 最終的にお伝えしたいのは、「X to Earn」の革新性についてです。 「X to Earn」は、世界を変える「無限の可能性」を秘めている。 Web3に経済と文化を実装する、エンジンになりうることをお伝えしていきたいと思います。 これに気づいたときから、正直ワクワクが止まりません! STEPNの概要から、その先の雄大なビジョ

        Web3に結局 何ができるのか?2023年9月現在 1つの回答 〜(注)あくまで1事業者の見解です

          2022年は「Web3」元年になる

          「Web3(ウェブスリー)」という言葉をよく聞くようになりました。日本国内だけではなく、世界中のIT領域のトレンドキーワードになっています。テスラ・SpaceXのイーロン・マスクや元Twitter CEOのジャック・ドーシーが”Web3”に意見を述べたことも話題になりました。 2021年の流行語大賞ノミネートは「NFT(Non-fungible token)」でしたが、早くも「Web3」が2022年の流行語候補に名乗りを上げたかたちでしょうか。 そもそも「Web3」とは何

          NFTはバブルか?:世界がWeb3.0へ向かう理由

          NFTはバブルでしょうか? NFTの売上高は、2021年の第3四半期だけで107億ドル(約1兆2120億円)を記録しました。 国内でもCoincheck(マネックスグループ)、Adam byGMO、LINEのNFT、Rakuten NFT、ヤフオクのNFT、SBINFT、FanTop(メディアドゥ)など、大手が続々と参入。NFTが有望な事業だという認識が広がっています。 世界最大のNFTマーケットプレイスである「OpenSea(オープンシー)」における販売金額は、202

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          NFTゲーム「Axie Infinity」は破綻するのか?──”GameFiとは何か?”を考える

          NFTゲーム「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」のnote記事を書いてから、1ヶ月ちょっとが経ちました。 私自身もNFTゲームの提供会社CSOであり、「Axie Infinity」は世界No.1のNFTゲームとしてベンチマークしていることから、先日も2021年8月度の収益をツイートいたしました。 たくさんの反響をいただきましたが、何人かの方から「いつかAxieは破綻しませんか?」という意見をいただきました。 たしかに、岩のNFTが1億5000万円で

          NFTゲーム「Axie Infinity」は破綻するのか?──”GameFiとは何か?”を考える

          稼げるクソゲー「CryptoBlades」の憂鬱

          前回のnoteは、本当にたくさんの人に読んでいただきました。書いた自分が驚くほどです。ありがとうございます! そこで「ゲームして稼ぐ(Play-to-Earn)」について、自分ほど詳しい人がほかにいないことに初めて気づき、「NFTゲームの専門家」を名乗ることにしました。 そしたら「オススメのNFTゲームは?」と聞かれることが多すぎる事態に……。そこで今回はAxie Infinity(アクシー・インフィニティ)以外のNFTゲームを紹介しようと思います。 「ゲームして稼ぐ」

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          ゲームして稼ぐ「Axie Infinity」の衝撃

          2021年のビットコインの最高値である約700万円から、現在は半値程度にまで落ちました。 2017年12月の最高値から2、3年は下落相場が続き「暗号通貨の冬の時代(クリプト・ウィンター)」と呼ばれましたが、再び「冬の時代」がやってきたのでしょうか? そんな向かい風を一気に吹き飛ばしたのがNFTゲーム「Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)」です。 アクシーと呼ばれるファンタジー上の生物を集め、育て、繁殖させ、そしてバトルする、いってみればポケモンのような

          ゲームして稼ぐ「Axie Infinity」の衝撃

          BBCのオリンピック関連ニュースに出演いたしました。

          東京2020オリンピック・パラリンピックがいよいよ開幕ですね。そんな中、まさかのBBC News(英国の公共放送)に出演しました。オリンピック関連のニュースとして、3分ほどのニュースレポートとして実際に映像が流れました。クリエーターとしても大変に光栄です! 取材してくれたのは、BBCワールドニュースに所属するジャーナリストのソフィア・ベティーザ(Sofia Bettiza)さん。 ニュースの内容は、各国の国旗をサムライ風にキャラクター化し世界の歴史や文化を紹介するメディア

          BBCのオリンピック関連ニュースに出演いたしました。

          「フォートナイトをゲームと考えてはいけない」3つの理由

          さすがに今、エンタメ業界にいるなら「フォートナイト(Fortnite)」のことを知っておかないとマズいと思いました。つい最近、アカウント数が5億を超えたそうです。 人気オンラインゲーム「フォートナイト」を開発する米エピック・ゲームズは22日、アカウント数が5億を超えたと発表した。(ロイター、2021年6月23日配信) 私も少しはプレイはしてましたが、いろいろ調べてみて、あらためて「フォートナイトをゲームと考えてはいけない」と思いました。なぜ、そう思ったのか? それを象徴

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          「N高」から考えるメタバース──2万人が通う「仮想教室」の現在

          約2万人が通う高校が日本にある。10年前に想像できたでしょうか。「すごい」のひとことです。KADOKAWA・ドワンゴが運営するN高等学校・S高等学校です。N高は2016年4月1日に開校しました。 N高等学校・S高等学校はKADOKAWA・ドワンゴが創るネットと通信制高校の制度を活用した、新しいネットの高校です。生徒数は両校合わせて19,732名になります(2021年5月現在)。 N高を有名にしたのは、なんといっても「VRを使った入学式をやる高校」というインパクトです。制服

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