欲望とダンシング!💃 欲求と健全に付き合う方法論

 私は普段、栄養効率と準備効率を素人なりに考えた食事メニューを3食それぞれ固定で日々を過ごしているのですが、この話をすると人から「食べたい物を我慢して食生活管理するのってストレスで逆に身体に悪そう」みたいな反応を貰う事があります。
自分は我慢しているわけでなくストレスも感じていないのでこの指摘?感想?自体は的外れなのですが、少なくとも食をコントロールする事に対してそういう印象を持つ人が少なくないのだなと感じました。
なのでこの記事では、自分がたまに行う、『我慢せずに欲求をコントロールする思考方法』を伝授したいと思います。欲求>意志な方向け。
食事に関わらずどんな事にでも使えるので、ふとした時に首をもたげる欲求
にアンパンチを喰らわせてしっかりどっしりドンドンと自分の肉体の所有権を主張していきましょう✌

結果を確定させて言い訳を作る

 あんまり行きたくないなァって用事の言い訳って無限に出来ますよね。
何か天気悪いし……。ちょっと寝不足だし……。ゴロゴロしたいし……。
そんなどうとでもなるような言い訳でキャンセルしたり先延ばしたりという事が、実際にやった事は無かったとしても想像は出来るのではないでしょうか。
これって正直「行かない」という結果を自分の中で決めてて、その為の言い訳を適当に見繕ってるだけなんですよね(勿論本当にこういう理由で行けない場合もあるとは思いますが)。
なのでその「結果を決めて言い訳を探す」を欲求に対してもやってしまおうという話です。
具体例はこんな感じ
『う~~~ん食事制限中だけどマクドナルドでドカ食いしたくなってきちゃったな~~~』

とりあえず公式サイトで現在のキャンペーンを調べてみる

特にキャンペーンやってなかった場合『めぼしいキャンペーンやって無いじゃん!なら行かなくていいな!』

何かしらやってた場合①『いや、逆に、逆にあえて行かない。何故ならこのキャンペーンを見ても行かない選択肢を採れたらオレは“頂“にまた一歩近づけるし、Twitter(現X)で逆張りキャラブランディングのネタがまた増えるから。このマクドナルドを買うお金でスーパーのタイムセールの刺身でも買って最高になっちゃお✌』

何かしらやってた場合②『ふーん……この程度のキャンペーン、ね。ここはあえてスルーして、“オレ好みの最高のキャンペーン“の時に気持ちよく食べる為の″溜め″とさせて頂こう🤓』

次回以降①『あのキャンペーンすらもスルーしたのだから、そう易々と動くわけにはいかないんだよなオレは』

次回以降②『もうあのキャンペーンも逃したし、冷静に考えて今回のキャンペーン行くくらいならあの時行ってたんだよな。なので今回行くのは道理に反してる』
などなど。

これらはあくまで一例なので、行かない理由を適当に見繕えるなら何でも大丈夫です。
欲求に振り回されるのではなく欲求の力を利用してダンスするみたいな、正面から潰そうとするのではなく上手く利用して投げ飛ばすというか、そんな感じです。
これを何回もやってると、その内こういった欲求はこのルートを取らなくても一瞬でいなせるようになり「オレっち、理性が強すぎかもな~~~」と自分大好きポイントも稼ぐ事が出来ます。
例では食事について挙げましたが、夜更かししてゲームしちゃうとかスマホ見ちゃうとかそういうのにも応用可能です。
重要なのは「やらない」と結果を自分の中で確定させてから言い訳を探す事です。1個でダメなら無限に探して重ねていきましょう。内容は本当に何でもいいです。

欲求を変質させる

 他にも欲求の特性そのものを変えてしまうという手もあります。
例によって食事で考えると
外食したいな~~~となった時にそのまま実行するのではなく人を誘ってみます。そうすると「単なる食事」から「友人との時間」にシフトさせられますね。
人と遊ぶ事込みでなら多少食べてもいいかな、とか。
最初に相手に「今食事制限しててさ~食べ過ぎてたら止めて!」と冗談っぽく言ってストッパーを期待するとか。
そもそも誰も都合つかなかったらその外食自体を諦める切っ掛けにするとか。
ともかく欲求に直行するより色んな逃げ道が生まれ易い気がします。
これも言い換えれば「言い訳を作る」なのですが、上の項目と違うのは行く事に付加価値を生み出して実行する点でしょうか。
ただ結局行ってるじゃんなので、どうしても行かない方の言い訳が出てこないorそれを踏み潰せるくらい行きたい場合に使うのが良さそうです。

怠惰に抗うパターン

 欲求の方向性が「〇〇したくない」というパターンもあると思います。
これに関しても概ね①と②が使えるのですが、もう1つ私が多用していた方法が
「う~~~ん行きたくないな~面倒だな~~~」と言いながら何も考えず、とりあえずすぐに出来る準備をほんの少しだけします。
「でも行かないのもな~~~どうしよ~~う~~~ん」と引き延ばしながら更に思考停止でもう少し準備を進めます。
すると……
「アレッ?!なんかちょっと準備進んでるしこうなったら逆に行かない方が面倒な気がしてきた……行くか……」
となって実行出来るというものです。
大体の事って実行までの全工程を1から考えると面倒なのですが、途中からなら「何かここまでやってやめるのもな」みたいになって完遂出来がちです。
あとそういう面倒だけどやらないといけない事ってやって後悔する事がほとんどないんですよね。途中からその意識を強くすると実行パワーが促進される気がします。

まとめ

  • 「行かない」を確定させて言い訳を作る

  • どうしても行くなら付加価値を作る

  • 怠惰には対抗するで。ちょび準備で✊

 そもそもそれって本当に避けないといけない欲求なのかの判断とかもありますが、大体こんな感じです。
慣れてくると欲求をいなした達成感が気持ち良すぎて欲求自体はどうでもよくなる節もあったりして、それはそれで不健全寄りな気もするのでバランスも大事かもしれません。

 おとなになったらやっちゃいけない事とかやらなくちゃいけない事とか増えるし、日常的な細かいタスクとかちょっとの自制の積み重ねとかそういう事の陰に真っ当な人生の欠片みたいのが潜んでいがちなの結構険しい顔になっちゃう所ありますよね。
ただただ欲求を抑圧するのはストレスになりやすいと思うので、今回紹介した方法でいなせるかなゲームとしてチャレンジ&楽しんで貰えたらいいな~~~思います。あと欲求とダンス出来たら結構やりたい事の時間とかリソースを確保作りやすくなるというメリットもあるかもしれないです。
僕ももっとデッキが欲しいので、他にも何かいい方法があったらこっそり教えてください!


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